
書道のビエンナーレが台湾・横山書法芸術館で開催。テーマは「法と無法が交じる時代」
台湾の桃園市立美術館のひとつである横山書法芸術館が、「2023年横山書道ビエンナーレ:法と無法が交じる時代-書はある視覚の形式として」を開催する。このビエンナーレは、過去と未来、東洋と西洋における書道表現を通して、現代書道芸術の未来と可能性を探る試み。会期は1月20日〜4月24日。

台湾の桃園市立美術館のひとつである横山書法芸術館が、「2023年横山書道ビエンナーレ:法と無法が交じる時代-書はある視覚の形式として」を開催する。このビエンナーレは、過去と未来、東洋と西洋における書道表現を通して、現代書道芸術の未来と可能性を探る試み。会期は1月20日〜4月24日。

SBIアートオークションは1月27日に無観客の「Live Stream」セールを、続く28日に代官山ヒルサイドフォーラムにて「Modern And Contemporary Art」セールを、2日間連続で開催。2日目の「Modern And Contemporary Art」セールを重点的に、主要な落札結果をまとめてレポートする。

東京ミッドタウン日比谷は、江口寿史によるイラストレーション展「東京彼女」を3月14日~4月23日の会期で開催する。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンが主催する「Hors-les-mur(壁を越えて)」プログラムの一環として、ドイツ人アーティストのヴォルフガング・ティルマンスによる個展「Moments of life」が、エスパス ルイ・ヴィトン東京でスタートした。会期は6月11日まで。

ポーラ美術館が、展覧会シリーズ「HIRAKU Project」の第14回目となる丸山直文「水を蹴る―仙石原―」展を開催中。会期は7月2日まで。

15世紀から19世紀までの西洋のナチュラルヒストリーとアートのつながりに注目し、人間が表してきた自然のすがた・かたちを紹介する展覧会「自然という書物―15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート」が町田市立国際版画美術館で開催される。会期は3月18日〜5月21日。

株式会社リコーは、東京・銀座4丁目交差点にある三愛ドリームセンターの建て替えを発表した。新たなビルは2027年の竣工を予定している。

渋谷区の笹塚と幡ヶ谷にある空き物件を活用し、アーティストの創作場所として今年4月にオープンする「START Box ササハタハツ」が、利用者の応募受付を行っている。

東京を中心とする101の美術館・博物館等の入場券や割引券がセットになった1部2500円の文化施設周遊チケット「ぐるっとパス2023」が4月1日に販売開始される。

チームラボがセノグラフィー(空間演出)を手がける、ジャコモ・プッチーニのオペラ『トゥーランドット』新制作。その公演が、ジュネーヴに続き東京文化会館大ホールにて行われる。

ポール・マッカートニーが1963年12月から1964年2月にかけて自身のカメラで撮影したポートレートを初めて公開する展覧会「Paul McCartney, Photographs 1963–64: Eyes of the Storm」が、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催される。会期は6月28日~10月1日。

2023年2月に開幕する展覧会のなかから、とくに注目したいものを編集部がピックアップしてお届けする。*最新情報は各館公式サイトをご確認ください。

2人の奇才、鈴木稔と蓜島邦明のコラボレーションによって制作されたバレエ作品「MISSING LINK」が、スターダンサーズ・バレエ団により上演される。公演日は3月2日〜3日。

第2回
東京都現代美術館で開催されている「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展。連日盛況が続くこの話題の展覧会を、2017年当初からすべてキュレーションしてきたのがフロランス・ミュラーだ。ファッション史に詳しい京都芸術大学の本橋弥生教授が、会場でミュラーと対談。本展の開催背景や、その意義について話を聞いた。

驚愕のテクニックと独創的なスタイルで数々の衝撃作を生み出し、世界中に熱狂的なファンを持つ、ベルギーのダンスカンパニー「ピーピング・トム」。その6年ぶりとなる来日公演が、世田谷パブリックシアターで行われる。上演期間は2月6日〜8日。

京都市岡崎にある「MtK Contemporary Art」で、画家・小林正人と同ギャラリーのディレクターでもある現代美術家・鬼頭健吾による二人展「小林正人+鬼頭健吾」が開催されている(2023年2月12日まで)。知り合ってから20年近く経つという二人に、二人展というフォーマットやお互いの作品、そして作品制作について、自由に語ってもらった。

第61回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第61回は、サクラエビの髭を素材に絵画を制作する増田喜良さんに迫る。

19世紀から現代までの、部屋にまつわる様々な表現を取り上げ、それを改めて見つめ直す展覧会「部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで」がポーラ美術館で開催中。本展の見どころをレポートする。

第12回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2023年1月号の「ロンドン」では、イラン生まれのアッバス・アカヴァンの個展「庭のための研究」ほか4つの展覧会を紹介する。権力や社会といった大きな主語にとらわれない、一人称の声に耳を傾ける。

日本の伝統文化をNFT作品にしてブロックチェーンに刻む、株式会社CyberZと、株式会社OENによる「JINP(Japan Inspired NFT Portal)」。このプロジェクトの第2弾「温故知新」でタッグを組んだ、重要無形文化財「蒔絵」保持者、いわゆる「人間国宝」の室瀬和美と、SNSでのブレイクをきっかけに活動の幅を広げるフォトグラファーのRKに、今回のプロジェクトにかける思いを聞いた。