ビートルズの元メンバーであり、半世紀以上にわたって音楽家として活躍を続けているポール・マッカートニー。そんなマッカートニーが撮影した写真を初めて公開する展覧会「Paul McCartney, Photographs 1963–64: Eyes of the Storm」が、6月28日~10月1日にロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催される。
本展は、ビートルズがイギリスで成功を収めて国際的にブームを巻き起こす1963年12月から1964年2月にかけて、マッカートニーが自身のカメラで撮影したポートレートに焦点を当てるもの。再発見された写真や未公開の写真アーカイブが初めて公開される。
リバプールやロンドンでのライブ、7300万人が視聴したというニューヨークの『エド・サリバン・ショー』でのパフォーマンスなど、多くのカメラのレンズがビートルズに向けられるようになったこの時代。本展では、マッカートニーの目を通して「ビートルマニア」はどのようなものだったのかをユニークでパーソナルな視点で提示する。
ナショナル・ポートレート・ギャラリーは、2020年春より建物の大規模改修プロジェクトに伴って休館しており、今年6月22日に再開予定となっている。再開とともに、本展に加えて1930年代にカラー写真をいち早く取り入れた写真家イェヴォンドの人生とキャリアを探求する展覧会「Yevonde: Life and Colour」(6月22日~10月15日)も開催される。
11月2日〜2024年1月21日には、20年3月に新型コロナウイルス感染拡大によりわずか20日間のみ開催された「David Hockney: Drawing from Life」展がふたたび行われる。ホックニーが自身を含めた5人の人物に密着して描いたポートレートを通し、60年にわたるホックニーの仕事を紹介する。また、コロナ禍中にホックニーのノルマンディーにあるスタジオを訪れた友人などを描いた新しい肖像画も初公開される予定だ。