アーティストの創作活動を支援するスペース。「START Box ササハタハツ」が利用者の応募を受付中

渋谷区の笹塚と幡ヶ谷にある空き物件を活用し、アーティストの創作場所として今年4月にオープンする「START Box ササハタハツ」が、利用者の応募受付を行っている。

「START Box ササハタハツ」のイメージ画像

 渋谷区の水道道路沿いにある都営住宅の空き店舗を活用し、同区の笹塚と幡ヶ谷にアーティストの創作活動スペースとしてオープンする「START Box ササハタハツ」。その利用者の応募受付が始まっている。

 同スペースは、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が「東京文化戦略2030」をもとに行うプロジェクト。正式なオープンは4月17日を予定している。

 地価や物価の高い東京において、若手のアーティストにとって作品制作の場所を持つことが困難であることが同プロジェクトの背景にある。空き物件を活用し、創作場所として整備した後、アーティストに利用しやすい料金で提供するだけでなく、アーティスト同士や地域住民と交流できるスペースも併設することで、様々な新しい出会いや交流を促進することが期待されている。

 応募受付の期間は3月2日まで。利用の対象ジャンルは、美術、写真、メディア・アートなど。アーティスト募集要項はこちら

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