注目のアートフェアから村上隆まで。今週末に見たい3つの展覧会
3月3日までに終了する展覧会と今週始まった展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。
3月3日までに終了する展覧会と今週始まった展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。
ミケランジェロ、ラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチなどのルネサンス期の巨匠によって描かれたヌード絵画やドローイングを特集する展覧会「The Renaissance Nude」が、3月3日にロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツでスタートする。
韓国現代美術を代表する作家・河鍾賢(ハ・ジョンヒョン)の個展が、東京・原宿のBLUM & POEで開催される。河は、絵具の持つ物質性やキャンバスの可能性を追求し、「もの派」の影響を受けた韓国の「単色画」の旗手としても知られている。本展では、鮮やかな色彩を用いた新作・近作から構成されるシリーズを発表。会期は3月23日〜5月18日。
大竹伸朗の個展「大竹伸朗 ビル景 1978-2019」が熊本市現代美術館で開催される。本展は、大竹が約40年間にわたって制作し続けてきた「ビル景」シリーズに焦点を当てて展開される。会期は4月13日〜6月16日。
1978年にサックス奏者として登場し、俳優として様々な映画に出演。その後闘病を経て、現在は画家として制作を続けるジョン・ルーリーの個展「Walk this way」が、東京・外苑前のワタリウム美術館で開催される。会期は4月5日〜7月7日。
現代美術家として多方面で活動する椿昇がディレクターを務め、2018年に初回が開催されたアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO」。その第2回が、規模を拡大して開幕した。アーティスト自らが作品をプレゼンテーションするこのフェアの、注目ポイントとは?
現代美術のECサイトを運営するタグボートが、ギャラリースペースを人形町から銀座・阪急メンズ東京に移転する。その新たなショールームとしての役割とは?
2000年より毎年、世界的な建築家にデザインを依頼するロンドン・サーペンタイン・ギャラリーのプロジェクト「サーペンタイン・パビリオン」。2019年は、日本人建築家・石上純也がそのパビリオンのデザインを手がけることがわかった。
「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」第4期の選抜成果展「ホーム・ランド」が、五反田のゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエとgallery 201の2会場で開催される。本展では6名が作品を展示し、ゲストを招いた講評会も行われる。会期は3月3日〜10日。
サグラダ・ファミリアなどで知られるスペインの建築家、アントニオ・ガウディ。今回、実測家・建築家の田中裕也が40年にわたって続けてきたガウディ作品の実測図と考察をもとに、その魅力を解き明かす展覧会「ガウディをはかる -GAUDI QUEST-」が東京・天王洲の建築倉庫ミュージアムで開催される。会期は3月27日〜6月30日。
東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で、19組のデザイナーとアーティストによる展覧会「光るグラフィック展2」が開催中だ。同じ作品を実空間と仮想空間の両方で見ることができるというユニークな本展をレポートで紹介する。
メトロポリタン美術館の衣装研究所(コスチューム・インスティチュート)が開催してきたファッションの展覧会。今年はスーザン・ソンタグの「キャンプ」の概念を起点とした展覧会「Camp: Notes on Fashion」が行われることがわかった。会期は5月9日〜9月8日。
画家・今井麗の個展「LOVERS」が、巣鴨のXYZ collectiveで開催される。会期は3月3日〜31日。
オークションハウスの巨頭、サザビーズがニューヨーク本社の展示スペースの拡張とリニューアルを発表した。8300平米以上におよぶ40以上の展示スペースが設けられる今回の拡張は、建物内での顧客体験を一新することを目指しているという。
平川典俊、広川泰士、ミリアム・カーンらによるグループ展「Landscapes」が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催される。会期は3月9日〜4月6日。
アーティスト・会田誠らが講師を担当した、京都造形芸術大学の公開講座「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」を受講した女性が精神的苦痛を受けたとして、同大の運営母体である学校法人瓜生山学園を提訴。東京地裁に、慰謝料など約333万円の支払いを求める訴訟を起こした。
思想家・東浩紀が運営する株式会社ゲンロンが、2015年に立ち上げたアートスクール「ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校」。同校で4月7日より開講する新課程「コレクティブリーダー」の受講生を現在募集中だ。募集締切は3月11日(先着順)。
東京・新宿の草間彌生美術館が、次回展の詳細を公開した。「幾兆億年の果てより今日も夜はまた訪れてくるのだ―永遠の無限」では、日本初公開のステンレス製カボチャの立体作品などが発表される。会期は4月4日〜8月31日。
草間彌生、ダニエル・ビュレン、ニコラ・ビュフといったアーティストの作品が空間を彩ってきた、GINZA SIXの中央吹き抜け。ここに、2月22日より塩田千春の新作《6つの船》が登場した。全長5メートルの6隻の船が意味するものとは?
「アート・バーゼル香港」や「アートセントラル」が開催される3月の香港。それらのイベントを含め、香港のアート・カルチャーライフを1ヶ月間満喫できる「香港アートマンス」を紹介する。