現代美術の批評/美学/理論を連続講座で学ぶ、美術手帖×NADiff『これからの美術がわかるキーワード100』レクチャーが開催中

2010年代の注目すべきアートの動向、新概念を100のキーワードで解説する『これからの美術がわかるキーワード100』を教科書に、各カテゴリの執筆陣が講義を行う連続レクチャーイベントが、東京・恵比寿のNADiff a/p/a/r/tで6〜9月に月1回開催中。現在第2〜4回の参加を受け付けている。

沢山遼による第1回レクチャーの様子

 4月に刊行された『これからの美術がわかるキーワード100』は、『美術手帖』2017年12月号の特集記事を増補・改訂のうえ書籍化した2010年代の美術事典。「美術批評・動向」「保存修復」「テクノロジー」「社会とアート」など11のカテゴリごとに、知っておきたい最新動向や用語を各分野の第一人者がキーワードとしてセレクトし、簡潔に解説している。

 本書を教科書に、現代美術の批評・美学・理論について学びたい人のための連続レクチャーイベントが、美術手帖×NADiffの企画で開催中だ。講師を担当するのは、沢山遼(6月、終了)、大森俊克(7月)、福住廉(8月)、星野太(9月)の4名。それぞれ「事物は変えられるかーメディウムの表象批判」「2010年代の欧米美術動向について」「『民俗学的転回』とは何か──2010年以降の現代美術・日本編」「2010年代のアートシーンと美学・芸術理論」というテーマで、書籍の内容に即した講義を行う。

 講座は月1回、金曜日20時から開講。1回単位で申し込みが可能で、NADiffの公式オンラインショップで書籍を購入すると、講座時に500円ぶんのキャッシュバックを受けられるチケットが特典として付く。当日は内容にあわせてセレクトした関連書籍も紹介され、購入も可能。アートシーンの前線で活躍する豪華な講師陣から直接レクチャーを受け、深い知識を身につけることができる貴重な機会だ。

編集部

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