ポーラ美術館、中学生以下は入館無料に。美術と自然を楽しむ「夏のこどもウィーク」も開催

神奈川・箱根のポーラ美術館が、8月10日からスタートする展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」にあわせ、中学生以下の入館料を700円から無料へ変更することを発表。また8月19日〜25日には「夏のこどもウィーク」と題して様々なイベントも行われる。

セレスト・ブルシエ=ムジュノ クリナメン v.1 2013 Installation view: National Gallery of Victoria, Melbourne © Céleste Boursier-Mougenot Photo: NGV Photographic Services Departmen

 8月10日から、同館初となる現代美術の展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」を開催するポーラ美術館。これにあわせ、中学生以下の入館料が700円から無料へ変更される。

 また夏休み中には「夏のこどもウィーク」と題し、美術作品に親しみながら豊かな自然を楽しむことのできる様々なイベントが行われる。

 期間中は、館内に絵本コーナーが出現。リラックスしながら、親子でアートにまつわる絵本を楽しめる空間となっている。また同館の外に広がる「森の遊歩道」では、カードに書かれた植物や鳥の声を探すフィールドビンゴが開催。遊歩道に点在する彫刻作品にも注目しながら、散策を楽しむことができる。

 そのほかにも週末には、学芸員と一緒に企画展を回って作品と触れ合う対話型の鑑賞イベントも開催。作品を見た後には、同館の所蔵作品がプリントされたカードや折り紙、シールなどを自由に組み合わせてオリジナルのうちわをつくるワークショップも行われる。

 9月には、美術館で宿泊キャンプが体験できる「FOREST MUSEUM 2019」を開催するポーラ美術館。この夏休みに、大人も子供も楽しめるイベントに参加してみてはいかがだろうか。

編集部

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