ソウル、台北、香港に次ぎ、KAWSによる巨大な彫刻プロジェクト「KAWS: HOLIDAY」がいよいよ日本に上陸する。
香港を拠点とするクリエイティブスタジオ「AllRightsReserved(ARR)」と共同制作するこのプロジェクトは、KAWSの代表的なキャラクターのひとつ、「コンパニオン」の巨大版が世界中を旅するというコンセプトで展開するもの。今回は、日本が誇る世界遺産である富士山の麓に全長 40 メートルとKAWS過去最大規模となる「コンパニオン」の最新作が展示される。
ハーシェルサプライをメインスポンサーに迎えた今回のプロジェクトの会期中には、静岡県富士宮市にある「ふもとっぱらキャンプ場」で、自然とKAWSの作品とともにキャンプすることを体験できる。KAWSは、「普段の生活から自身を遮断し、空を見つめてリラックできたらという思いを込めて」このプロジェクトを始めたという。「本イベントが世界中の人々に足をとめ、自然の中でやすらぎのひとときを与えられる機会になればと思っています」。
7月18日にはKAWSも来日し、「KAWS: HOLIDAY JAPAN Ceremonial Camp Day(カウズ:ホリデイ セレモ二アル キャンプ デイ)」をキックオフイベントとして開催。世界中の募集から抽選で選ばれた400組が参加可能となり、6月28日10時〜29日10時に公式サイトでチケットの抽選販売が行われる。
今回のオーガナイザーでキュレーターを務めるARRのSKラムは、このプロジェクトを「日本の富士山で開催することができ、大変光栄に思います」としつつ、「KAWS: HOLIDAY」の初となるキャンプイベントで、「訪れた方々が雄大な自然の中でつながることを祈っています」とコメントしている。
なお、記念グッズとして、富士山をモチーフにしたぬいぐるみや、ビニールフィギュア、こけし人形、セラミックプレート、クッション、Tシャツ、トートバッグなど、日本限定色も使われる多彩なグッズが7月18日より販売される。