アール・デコの時代を切り開いたガラス工芸家。ルネ・ラリックの世界観を堪能できる展覧会が東京都庭園美術館で開催へ
フランスのアール・ヌーヴォー、アール・デコ期のガラス工芸や、現代日本画の名作を揃える長野県諏訪市の北澤美術館のコレクションを通じて、ガラス工芸家ルネ・ラリック(1860~1945)の作品の魅力を伝える展覧会「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」が、目黒の東京都庭園美術館で開催される。会期は2月1日〜4月7日。
フランスのアール・ヌーヴォー、アール・デコ期のガラス工芸や、現代日本画の名作を揃える長野県諏訪市の北澤美術館のコレクションを通じて、ガラス工芸家ルネ・ラリック(1860~1945)の作品の魅力を伝える展覧会「北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」が、目黒の東京都庭園美術館で開催される。会期は2月1日〜4月7日。
日本政府が2015年の「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」から実施に向けて進めてきた「日本博」が、オリンピックイヤーの今年、幕を開ける。「日本人と自然」を総合テーマにしたこのプロジェクトの内容とは?
住友商事が、東京・大手町に移転オープンしたメンバー登録制のオープンイノベーションラボ「MIRAI LAB PALETTE」。新たな価値の模索を試みるこのラボで、チームラボの新作《Continuous Life in Cubes of Light - Copper》と《反転無分別 - Black in White》が常設展示されている。
東京の迎賓館赤坂離宮で、今年の東京オリンピック開催を記念した特別展、「迎賓館赤坂離宮特別展~1964年東京オリンピックがつくられた場所~(歴史と写真展)」が開催される。会期は2020年1月16日〜3月10日。
第20回グラフィック「1_WALL」グランプリを受賞した山内萌の個展「アプローチするグラフィック」が、1月15日から2月8日まで銀座ガーディアン・ガーデンで開催される。本展では、山内が3DCGで作成した顔を油絵で描いた、初期のコンピューターグラフィックスの稚拙さを思い起こさせる作品を展示する。独特な間合いでの配置によって、展示空間全体で表現される。
2007年から人体に楽譜を書くという独自の手法で注目を集めるパリ在住の現代音楽家、ヤコポ・バボーニ・スキリンジによる展覧会「Bodyscore – the soul signature」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで始まった。
2020年で編纂から1300年となる『日本書紀』。その冒頭には出雲大社のオオクニヌシが神々や祭祀を司り、大和の天皇は現実の政治の世界を司ることが記されている。東京国立博物館の「出雲と大和」は、日本の成立の礎となった出雲と大和のふたつの地の名宝を一堂に集結させ、互いの交流をひも解きながら古代日本の姿に迫る展覧会だ。(新型コロナウイルスの影響で2月26日で終了)
国際美術館会議(CIMAM)の美術館監視委員会(The Museum Watch Committee)が、ブラジルのリオ美術館の危機的な財政状況について声明を発表した。昨年11月、同館の上級職員11人が解雇され、100人の職員が全員解雇の可能性を知らせる通知を受けとった。
個人と社会のあいだに存在する見えない関係性にフォーカスした作品を手がける美術家、潘逸舟(はん・いしゅ)。その最大規模となる個展「いらっしゃいませようこそ」が、神戸アートビレッジセンターで開催される。会期は2月22日〜3月2日。
江戸時代に活躍し、「奇想の画家」として高い人気を誇る伊藤若冲。その水墨画掛け軸の特別展示販売が、B&B Italia Tokyoで行なわれる。
富山県美術館で、森村泰昌をゲストキュレーターに迎えたコレクション展「森村泰昌のあそぶ美術史―ほんきであそぶとせかいはかわる―」が開催される。本展では「本気のあそび」をテーマに、同館のコレクションと森村によるポートレイト作品などを大胆な文脈で紹介。会期は3月7日〜5月10日。
写真家・武田陽介の個展「RAM」が、京都のhakuで開催されている。会期は2020年1月27日まで。
演劇作家・チェルフィッチュ主宰の岡田利規と現代美術作家の金氏徹平がタッグを組んだ作品『消しゴム森』が、2020年2月7日〜16日に金沢21世紀美術館の展示室で上演される。東日本大震災後の人工的につくりかえられた風景に触発され、「人間的尺度」を疑うことから構想が始まった本作の見どころとは?
アレックス・ダッジ、加納俊輔、高石晃、麻生晋佑の4名によるグループ展「Winter Show」が、 東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催される。会期は1月25日〜2月23日。
井原信次、松下まり子、森栄喜、ヨーガン・アクセルバルによるグループ展「one’s behavior」が、東京・新宿のKEN NAKAHASHIで開催される。本展で4名は、ドローイングや写真作品とともに、日々の思考の軌跡で紡ぎ出した散文、詩、物語などの言葉を張り巡らされた関係性の網目としてギャラリー空間で同時に抱え込み、複数の個が持つ独自の意識や声によるポリフォニーを発生させることを試みる。会期は1月14日~2月29日。
1月に始まったばかりの展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。
戦後日本の前衛芸術を代表する作家であり、具体美術協会のメンバーとして知られる白髪一雄。その東京初の大規模個展が、東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した(新型コロナウイルスの影響で2月末で閉幕)。
東京・原宿の太田記念美術館が開館40周年を記念し、浮世絵の幅広いコレクションのなかから肉筆画の名品を選りすぐって公開する。葛飾北斎の《雨中の虎》とその娘・応為による《吉原格子先之図》の共演をはじめ、菱川師宣、宮川派、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川派、明治時代に活躍した小林清親や月岡芳年まで、貴重な肉筆画が勢揃いする。
「日本博2020」の特別展として、文化庁新進芸術家海外研修制度の成果発表会でもある「DOMANI・明日展2020」が、1月11日に国立新美術館で開幕した。第22回目の開催を迎える今回のテーマは、「傷ついた風景の向こうに」。その見どころを、レポートで紹介する。
1930年代~60年代に生み出された名作椅子から建築作品。それら「モダンデザイン」の全貌を紐解く展覧会「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」展が、パナソニック汐留美術館で開幕した。