親密で緻密な細部から生み出されるリズム。銀座メゾンエルメス フォーラムでサンドラ・シント展「コズミック・ガーデン」が開催
星や結晶、波などをモチーフとするドローイングを主としたインスタレーション作品を多く手がけるブラジル拠点のアーティスト、サンドラ・シント。その個展「コズミック・ガーデン」が、銀座メゾンエルメス フォーラムで開催される。会期は2月11日〜5月10日。
星や結晶、波などをモチーフとするドローイングを主としたインスタレーション作品を多く手がけるブラジル拠点のアーティスト、サンドラ・シント。その個展「コズミック・ガーデン」が、銀座メゾンエルメス フォーラムで開催される。会期は2月11日〜5月10日。
人間の知覚を問うインスタレーション作品のほか、環境問題についてのリサーチやプロジェクトで知られるアーティスト、オラファー・エリアソン。日本では10年ぶりとなる大規模な個展「ときに川は橋となる」が、東京都現代美術館で開催される。会期は3月14日〜6月14日(会期変更あり)。
「北欧のフェルメール」と称されているデンマークを代表する画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864〜1916)。その画業と、同時代のデンマーク絵画を紹介する展覧会「ハマスホイとデンマーク絵画」が、1月21日に上野の東京都美術館で開幕した。本展の見どころを、レポートで紹介する(本展は新型コロナウイルスによる臨時休館に影響で閉幕)。
日本を代表する写真家・奈良原一高が1月19日、心不全のため死去した。享年88。奇しくも奈良原の展覧会が都内では同時に開催されている最中だった。
東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで、情報学研究者のドミニク・チェンがディレクターを務める「トランスレーションズ展 ―『わかりあえなさ』をわかりあおう」が開催される。「翻訳」の射程を押し広げることを試みる本展には、伊藤亜沙、永田康祐、長谷川愛、やんツーなどアーティストや研究者が参加する。会期は5月29日〜9月22日(新型コロナウイルスの影響により変更予定)。
モノクローム写真の巨匠、マイケル・ケンナが新刊『BEYOND ARCHITECTURE』を発表。今回、同書の刊行を記念したケンナの個展が、東京・乃木坂のギャラリー・アートアンリミテッドで開催される。本展の開幕に際して、ケンナのサイン会も行われるのであわせてチェックしたい。会期は2月1日〜3月19日。
日本を代表する建築家・隈研吾。その個展が、東京国立近代美術館で開催されることがわかった。会期は7月17日〜10月25日。
1970年に日本で初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博)から50年となる2020年。当時のレガシーを一堂に展示するとともに、現代アーティストたちが大阪万博をアップデートする企画展「大阪万博50周年記念展覧会」が、天王洲アイルのT-ART HALLなどで開催される。会期は2月15日~24日。
新潟市美術館が所蔵する草間彌生の作品全85点を一挙に公開する「草間彌生+アメリカに渡ったアーティストたち」展が開催される。本展では草間作品のほか、同時代にニューヨークを拠点に活動したアーティストの作品も紹介。会期は2020年2月8日〜4月12日。
高山明/Port Bによる企画展「模型都市東京」が、東京・天王洲の建築倉庫ミュージアムで開催される。本展では、都市のインフラ・構成要素を「模型」としてとらえ、現在の東京のリアルな姿を浮かび上がらせることを試みる。会期は2月8日〜5月31日。
今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。
没後400年以上を経て、いまもなお愛され続けるイギリスの文豪ウィリアム・シェイクスピア。そのシェイクスピアが故郷で過ごした最期の3年間に焦点を当てる映画『シェイクスピアの庭』が、2020年3月6日よりBunkamura ル・シネマほか全国順次公開される。父として、夫として、失われた時間を取り戻していくシェイクスピアと、その家族の再生を描いた本作に注目が集まる。
「あいちトリエンナーレ2019」の一企画だった「表現の不自由展・その後」が、台湾の台北当代芸術館で今年4月に開催されることがわかった。あいトリで争点となった《平和の少女像》も展示されるという。
昨年、台北に新たに設立されたアートフェア「台北當代(タイペイダンダイ)」。その2回目が、1月16日に台北の南港展覧館(TaiNEX)で開幕した。台湾でもっとも国際的なフェアの様子を、レポートでお届けする。
渋谷パルコ4階にあるPARCO MUSEUM TOKYOで、 写真家・奥山由之とフラワークリイエイター・篠崎恵美(edenworks)による企画展「flowers」が開催される。会期は1月31日~2月16日。
1952年開館のブリヂストン美術館を前身とするアーティゾン美術館が、1月18日に開館を迎える。都心の一等地で新たな歴史を刻もうとするこの美術館。開館記念展の様子とともに、その注目ポイントをお届けする。
高知県須崎市で2014年から続くアートプログラム「現代地方譚」が、「食べる」をテーマにすさきまちかどギャラリー/旧三浦邸を中心に今年も開催。アーティスト・イン・レジデンスの成果展をはじめ、演劇、映像、音楽などジャンルを超えた様々なアーティストが集結する。会期は1月18日~2月16日。
街のモニュメントなどをインスタレーションに丸ごと取り込み、リビングルームやホテルに仕立てる作品で知られる西野達。そのギャラリーでは10年ぶりとなる個展「やめられない習慣の本当の理由とその対処法」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。会期は1月25日〜2月22日。
「See by Your Ears(耳で視る)」をコンセプトに、音楽からアート、都市計画、映画まで、多彩な活動を展開してきたサウンドアーティストのevala。その新たな取り組みとして、立体音響を駆使した映画『Sea, See, Sheーまだ見ぬ君へ』が、1月24日より3日間にわたって上映される。これに先駆けて公開された予告編にも注目だ。
京都の福田美術館で、上村松園をはじめ鏑木清方、伊東深水などによる美人画の数々を紹介する「美人のすべて」展が開催される。本展では、松園作品のなかでも異彩を放つ《雪女》が初めて公開される。会期は1月29日〜3月8日。