国内3美術館の西洋美術コレクションから石岡瑛子のデザインまで、今週末に見たい展覧会ベスト3
今週始まった展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館や芸術祭の公式ウェブサイトを参照してほしい。
今週始まった展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館や芸術祭の公式ウェブサイトを参照してほしい。
文化庁が約500億円の予算を投じて行っている、文化・芸術分野のフリーランス向けの「文化芸術活動の継続支援補助金」。その第4次募集の概要が発表された。
soh souen(ソー・ソウエン)の個展「ささやかな叫び A Modest Scream」が東京・神宮前のThe Massで開催される。会期は11月21日〜12月27日。
スペイン北西部の都市パレンシアのハイストリートにある銀行のファサードを飾っている女性像が、素人の修復家によって修復不可能なほどのダメージを受けたことが報じられた。
1980年に制作され、デイヴィッド・ホックニーのパノラマ風景画シリーズの原点とも言える作品《ニコルズ・キャニオン》(1980)が、12月7日にフィリップス・ニューヨークで開催される20世紀現代美術イヴニング・セールに出品。予想落札価格は3500万ドル(約36億7900万円)となる。
12月12日にオープンする寺田倉庫のコレクターズミュージアム「WHAT(ワット)」。そのオープニング展として「-Inside the Collector’s Vault, vol.1-解き放たれたコレクション」展が開催される。会期は12月12日〜2021年5月30日。
東京都現代美術館で大規模な回顧展が開催される石岡瑛子。その広告などの仕事を展覧する「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」展が、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。会期は12月4日〜2021年1月23日(前期)、2月3日〜3月19日(後期)。
新型コロナウイルスの影響で1年間の延期を余儀なくされた「東京ビエンナーレ 2020/2021」が、再調整費・諸維持費をめぐる資金難に直面しているため、クラウドファンディングをスタートさせた。目標金額は500万円。
日本最大級のアートフェア「アートフェア東京」は、2021年3月18日〜21日の4日間、東京国際フォーラムで「アートフェア東京2021」を開催する。次回のテーマは「by Art」」。
岡本太郎の精神を継承し、自由な視点と発想で現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を顕彰するアワード「岡本太郎現代芸術賞(通称TARO賞)」。その第24回の入選者24組が発表された。
あいちトリエンナーレを前身とする「新・国際芸術祭(仮称)」の芸術監督が、森美術館館長の片岡真実に決定した。同芸術祭にとっては、あいちトリエンナーレ時代から数えて初めての女性芸術監督となる。
六本木ヒルズの中庭に、村上隆の立体作品が登場することが明らかにされた。現在、設置作業が続いている。
10月の国立工芸館の開館に合わせて、新たに工芸を展示販売する拠点「金澤水銀窟(かなざわすいぎんくつ)」が石川・金沢市にオープンした。
東京・六本木のペロタン東京で、ロサンゼルスを拠点に活動するフランス人アーティスト、クレア・タブレの新作個展「LOCKDOWN SELF-PORTRAITS」が開催される。会期は11月19日〜12月31日。
横尾忠則の芸術の全貌を多角的に紹介する展覧会「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」が、2021年1月15日〜4月11日に愛知県美術館で開催される。東海地方の美術館では初の横尾展となる今回の展覧会では、高校時代の作品からグラフィックや絵画の代表作、最新作まで、60年以上におよぶ制作活動の全貌に迫る作品群を展示する。
デザイナー・原研哉が代表を務める株式会社日本デザインセンターが、その創業60年を機に、VISUALIZE の視座からデザイン、そして日本デザインセンターをとらえ直す展覧会「VISUALIZE 60」をスタートさせた。
アート業界における温室効果ガスの削減を目的に、ロンドンを拠点にするギャラリストやアート専門家からなる有志のグループが、非営利団体「Gallery Climate Coalition(ギャラリー気候連合)」を設立した。
美術品保管を主軸に、幅広い分野でアート関連事業を展開している寺田倉庫が、12月12日に天王洲にコレクターズミュージアム「WHAT(WAREHOUSE OF ART)」をオープンさせる。オープニングではコレクション展示と同時に建築倉庫プロジェクトによる企画展「謳う建築(うたうけんちく)」が開催。会期は12月12日〜2021年5月30日。
GINZA SIXの館内各所に、「新しい待ち合わせ」をテーマにした「ART CONTAINER」が登場。8作家がそれぞれ趣向を凝らした作品を展開している。
『美術手帖』2020年12月号は絵画特集。アーティストと、見る側のあいだで生まれる「絵画」の魅力。既存の評判や情報だけにたよるのではなく、自らの目でそれを再発見する方法をつかめれば、絵画がよりいっそう面白くなる。 絵画を楽しむ様々なヒントがつまった特集だ。