フランシス・ベーコンの制作過程に迫るコレクション。「バリー・ジュール・コレクション」が日本で初公開
20世紀でもっとも重要な画家のひとりであるフランシス・ベーコン。その制作過程を垣間見ることができるドローイングなどで構成された「バリー・ジュール・コレクション」が、神奈川県立近代美術館 葉山の「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」でお披露目された。
20世紀でもっとも重要な画家のひとりであるフランシス・ベーコン。その制作過程を垣間見ることができるドローイングなどで構成された「バリー・ジュール・コレクション」が、神奈川県立近代美術館 葉山の「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」でお披露目された。
「がまくんとかえるくん」シリーズで知られる絵本作家、アーノルド・ローベル(1933〜1987)。その原画や資料を紹介し作家の人生に迫る日本初展覧会「アーノルド・ローベル」展が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで開幕した。会期は1月9日〜3月28日。
高砂香料工業株式会社が長年にわたり収集してきた、香りにかかわるコレクションから約240点を選りすぐり紹介する展覧会「香りの器 高砂コレクション展」が、東京・汐留のパナソニック汐留美術館で開幕した。
映画『エイリアン』のクリーチャーデザイナーとして知られるハンス・リューディ・ギーガーと、「セクシーロボット」シリーズで知られる現代アーティスト・空山基のふたり展「H.R.GIGER×SORAYAMA」が、渋谷パルコ4階のPARCO MUSEUM TOKYOでスタート。その見どころをレポートでお届けする。
東京国立近代美術館では現在、同館が2018年に購入したソル・ルウィットの巨大ウォール・ドローイングが公開されている。所蔵品ギャラリー3階の「建物を思う部屋」に完成したこの作品の見どころとは?
国内随一の温泉地・大分県別府市の西北部、「堀田温泉」エリアの断層崖の上に誕生した新しいアートホテル「GALLERIA MIDOBARU」(ガレリア御堂原)。青木美歌、大巻伸嗣、鈴木ヒラクなどのアーティストの作品が館内に多数展示されるこのホテルの注目ポイントとは?
サントリー美術館のリニューアル・オープン記念展、その第3弾として「美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語」が開幕。江戸時代から1900年のパリ万国博覧会に至る約300年間に生み出された品々を選び取り、展示する。会期は12月16日〜2021年2月28日。
今年で5回目となる「in BEPPU」では、音楽や美術、舞台芸術などの分野を横断しながら活躍している梅田哲也が地図と音声を手がかりに町を回遊する体験型のプロジェクト「O滞」(ゼロタイ)を発表。その見どころをレポートで紹介する。
「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」をモチーフとするアーティスト・大山エンリコイサム。その過去最大級となる個展「夜光雲」が、横浜の神奈川県民ホールギャラリーで開幕した。1300平米の空間を大山はどのように構成したのか?
寺田倉庫がコレクターから預かり保管している作品を公開し、その価値と魅力を広く発信していく現代美術のコレクターズミュージアム「WHAT」が、東京・天王洲に12月12日にオープンする。
国内屈指の野外彫刻コレクションを持っている山口県宇部市のときわ公園内に、新たなメディア・アートフェスティバル「TOKIWA ファンタジア 2020」が誕生した。その見どころをレポートで紹介する。
宇宙や未来をモチーフにした作風で、国際的に活躍したグラフィックデザイナー・長岡秀星。長岡のアルバムジャケットやポスタービジュアルを始めとした原画を展示する回顧展「SPACE FANTASY ー透明な宇宙を求めてー」が、東京・代官山ヒルサイドフォーラムで開幕した。会期は12月27日まで。
東京国立近代美術館で、同館所蔵品を使った小企画展「男性彫刻」が行われている。20世紀初頭から1940年代にかけて日本で生み出された男性をかたどった彫刻を展覧するこの企画にはどのような意図が込められているのだろうか? 担当研究員の鶴見香織に聞いた。
「霧のアーティスト」として知られる中谷芙二子とダムタイプの中心的メンバーである高谷史郎。このふたりが共働制作した作品を見せる展覧会「霧の街のクロノトープ」が、12月5日より京都の北河原団地跡地で始まった。「霧の彫刻」を展示することで見えてくるものとは何か?
映画やオペラ、演劇、ミュージック・ビデオなど、多岐に渡る領域で世界的に活躍した石岡瑛子。その1960年代のデビューから80年代のニューヨークへと渡るまでのグラフィックデザインの仕事に注目した展覧会「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」が、東京銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開幕した。
現代詩人・最果タヒがの展覧会「われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」が渋谷パルコ4階のパルコミュージアムトーキョーで開幕。会期は12月4日〜20日。
1950年代から「ブラウン」や「ヴィツゥ」のデザイナーとして活躍し、いまなおデザインの世界で大きな影響力を持つディーター・ラムス。その50〜60年代の作品にフォーカスした展覧会が、伊勢丹新宿店本館2階のISETAN THE SPACEで開幕した。会期は2021年1月11日まで。
江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した絵師・河鍋暁斎(1831~89)。東京・丸の内の東京ステーションギャラリーで、その下絵や画稿を中心とした展覧会「河鍋暁斎の底力」が開幕した。会期は11月28日〜2021年2月7日。
六本木ヒルズの玄関である「66プラザ」で、村上隆による高さ10メートルの金色に輝く巨大な新作立体作品《お花の親子》(2020)が公開された。本作の設置にあわせて、村上の「お花」の世界観を楽しめる「お花カフェ」も期間限定オープンする。
「陰影礼讃」(2010)、「No Museum, No Life?ーこれからの美術館事典」(2015)に続く、国立美術館合同展の第3弾として、「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」が、11月25日〜2021年2月23日に東京国立近代美術館で開催される。人間の生命にとって欠かせない眠りをアーティストたちはどのように表現してきたのだろうか?