
門外不出の作品も。史上最大規模のフェルメール展がアムステルダム国立美術館で開幕
現存するとされるフェルメールの作品37点のうち、28点がアムステルダム国立美術館に集結。「Vermeer」展が幕を開けた。これまでほとんど知られていなかったフェルメールの人物像に迫る、圧倒的な展示を紐解く(作品の制作年はすべて展覧会公式サイトに基づくもの)。

現存するとされるフェルメールの作品37点のうち、28点がアムステルダム国立美術館に集結。「Vermeer」展が幕を開けた。これまでほとんど知られていなかったフェルメールの人物像に迫る、圧倒的な展示を紐解く(作品の制作年はすべて展覧会公式サイトに基づくもの)。

江戸時代後期の京都を代表する文人・木米。陶芸や書画などを数多く残した木米と、当時の文人文化に迫る展覧会「没後190年 木米」が東京・六本木のサントリー美術館で開幕した。

長野県松本市に点在するノスタルジックな建築物の数々を会場に作品を展示することで、建築と美術の対比・融合・共鳴を提示する「マツモト建築芸術祭」が2回目の開催を迎えた。

2022年度を最後に、25年の歴史に幕を下ろした「文化庁メディア芸術祭」。その歴史を受賞作品の紹介や展示で振り返る展覧会「文化庁メディア芸術祭25周年企画展」が、天王洲の寺田倉庫B&C HALL / E HALLで開幕した。

ミスミグループ創業者の田口弘によって始まり、長女の田口美和が参画し拡充に努める現代アートのコレクション「タグコレ」。同コレクションを紹介する展覧会「タグコレ 現代アートはわからんね」が、角川武蔵野ミュージアムで始まった。

「映像とは何か」を問い続ける国際フェスティバル「恵比寿映像祭2023」が東京・恵比寿の東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほかでスタート。3年ぶりの大規模開催となる本映像祭では、アートと技術との対話の可能性について考察する。

浮世絵の名手・歌川広重の作品のなかでも、そこに描かれた「おじさん」に着目したユニークな展覧会「広重おじさん図譜」が、太田記念美術館で始まった。会期は3月26日まで。

細密なタッチで、愛らしくも怖さを兼ね備える生物や少女、空想と現実を行き交う世界観を描く画家・絵本作家のヒグチユウコ。その大規模個展「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」が森アーツセンターギャラリーで開幕した。全国9会場を経て東京に帰還した本展には幕引きを思わせる副題が冠されており、「CIRCUS」の世界観を堪能できる最後のチャンスになっている。会期は4月10日まで。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンが主催する「Hors-les-mur(壁を越えて)」プログラムの一環として、ドイツ人アーティストのヴォルフガング・ティルマンスによる個展「Moments of life」が、エスパス ルイ・ヴィトン東京でスタートした。会期は6月11日まで。

ポーラ美術館が、展覧会シリーズ「HIRAKU Project」の第14回目となる丸山直文「水を蹴る―仙石原―」展を開催中。会期は7月2日まで。

19世紀から現代までの、部屋にまつわる様々な表現を取り上げ、それを改めて見つめ直す展覧会「部屋のみる夢 ― ボナールからティルマンス、現代の作家まで」がポーラ美術館で開催中。本展の見どころをレポートする。

アートの視点を科学とテクノロジーに結び合わせることで、研究やビジネスに展開していくプロジェクト「S+T+ARTS(Science, Technology & the ARTS)」。EU本部のあるベルギーの首都、ブリュッセルで行われたネットワーキングイベントをリポートする。

2025年に万博と同時開催を計画している「大阪関西国際芸術祭」。その実現可能性を「スタディ」する芸術祭「Study:大阪関西国際芸術祭」の2回目が開幕した。

神戸にある横尾忠則現代美術館が、同館の開館10周年を記念するユニークな展覧会「横尾忠則展 満満腹腹満腹」をスタートさせた。会期は5月7日まで。

芸術の爛熟期を迎えたウィーンに生き、28年という短い生涯を駆け抜けた夭折の画家エゴン・シーレ。その世界有数のコレクションを誇るレオポルド美術館の所蔵作品を中心に、ウィーン世紀末美術を揃えた大規模展覧会「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が東京都美術館で幕を開けた。

不要となった時計やパーツを回収し、新たなアート作品へと変化させる活動を行っているアート団体「re:time」とコラボレーションし、東京・田町にあるホテル・プルマン東京田町がサステナブルアート展を開催。会期は2月1日〜15日。

東京・天王洲の寺田倉庫G3-6Fで、左官職人・挾土秀平の特別展「土に降る」が開幕した。本展は、日本の伝統的な技術である左官に注目し、ビルも立ち並ぶ天王洲の倉庫空間において、「土」「水」「光」といった自然とつながる美意識を表現する試みとなっている。会期は2月14日まで(会期中無休)。

画家・佐伯祐三(1898〜1928)の画業をたどる特別展「佐伯祐三─自画像としての風景」が東京ステーションギャラリーで開幕した。会期は4月2日まで。

モデルとして活躍後、写真家に転身した安珠。その個展が東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで始まった。会期は2月12日まで。

映像、パフォーマンス、ドローイング、絵画、彫刻といったあらゆるメディアを交錯させたインスタレーションをおもな表現手法とする現代アーティスト・泉太郎。東京の美術館における初個展「Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎」が東京オペラシティ アートギャラリーでスタートした。会場の様子をレポートする。