バンクシーをきっかけにアーティストになった男。ミスターブレインウォッシュ、日本初の本格個展が渋谷パルコで開幕
バンクシー監督のドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』に出演することで、その名を広く世に知らしめたストリートアーティスト・ミスターブレインウォッシュ。その日本では初めての本格個展「LIFE IS BEAUTIFUL」が、渋谷パルコ4階のPARCO MUSEUM TOKYOでスタートした。会期は3月15日まで。
バンクシー監督のドキュメンタリー映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』に出演することで、その名を広く世に知らしめたストリートアーティスト・ミスターブレインウォッシュ。その日本では初めての本格個展「LIFE IS BEAUTIFUL」が、渋谷パルコ4階のPARCO MUSEUM TOKYOでスタートした。会期は3月15日まで。
19世紀イギリスにおいて風景画を刷新し、その評価を引き上げたことで知られるイギリスの画家、ジョン・コンスタブル。その画業を同時代の画家たちの作品とともに紹介する大規模な回顧展「テート美術館所蔵 コンスタブル展」が三菱一号館美術館でスタート。本展の見どころをレポートでお届けする。*本展は緊急事態宣言により会期途中で閉幕となった
東日本大震災から10年となる今年。茨城・水戸の水戸芸術館現代美術ギャラリーで、アーティストたちが震災から受け取ったものをアウトプットした作品を展示する「3.11とアーティスト:10年目の想像」が開幕した。会期は2月20日〜5月9日。
1968年に公開されたSF映画の金字塔である『2001年宇宙の旅』。この舞台である2001年から20年の節目である今年、「2021年宇宙の旅 モノリス ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」が、東京・表参道のGYRE GALLERYで始まった。
1970年代よりドローイングに焦点を当てた平面作品を制作するいっぽう、ユニット・堀浩哉+堀えりぜとしてインスタレーションも発表してきた堀浩哉。その制作を振り返る堀の回顧展と、堀浩哉+堀えりぜのインスタレーション展示が東京・神楽坂の√K Contemporaryで開幕した。
東京・京橋のアーティゾン美術館で「Steps Ahead: Recent Acquisitions 新収蔵作品展示」がスタート。同館が新収蔵した92点の作品を中心に、201点が並ぶ本展のハイライトを紹介する。
黒田辰秋や河井寬次郎ら芸術家・文化人との関わりも深い、京都・祇園の和菓子店「鍵善良房」が、美術工芸や京都の文化を紹介する美術館「ZENBI-鍵善良房-」と、ミュージアムショップ「Zplus」をオープン。開館記念展「黒田辰秋と鍵善良房ー結ばれた美への約束」が6月27日まで開催中だ。
大正~昭和初期の商業美術の世界で時代を先導する足跡を残した「意匠の天才」小村雪岱(こむら・せったい、1887~1940)。その代表作とともに、明治工芸の数々を通して、「江戸の粋」から「東京モダン」までの系譜を振り返る特別展「小村雪岱スタイル―江戸の粋から東京モダンへ」が日本橋の三井記念美術館で始まった。
日本を代表するクリエイティブディレクターのひとである佐藤可士和。その過去最大規模となる個展が、六本木の国立新美術館で始まった。数々の代表作が並ぶ展示に注目だ。
ロベール・ドアノー(1912~94)の作品を、音楽を切り口に約200点紹介する展覧会「写真家ドアノー/音楽/パリ」が、2月5日に東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開幕した。
歴史ある東京の伝統産業を現代美術で表現するオンライン展覧会「江戸東京リシンク展」が3月上旬に開催。舘鼻則孝のディレクションによる本展では、舘鼻が伝統産業を受け継ぐ事業者とコラボレーションした作品に加え、映像や写真などの資料を展示する。
日本政府がその功績を称え、芸術家を優遇する栄誉機関である「日本芸術院」。その制度改革をめぐり、文化庁で検討会議が始まった。
文化庁「新進芸術家海外研修制度」の成果発表会である「DOMANI・明日展2021」が、1月30日に国立新美術館で開幕。第23回目の開催を迎える今回のサブタイトルは「スペースが生まれる」。その見どころをレポートで紹介する。
20世紀の構成主義の系譜を130点のポスターでたどる展覧会「20世紀のポスター[図像と文字の風景]―ビジュアルコミュニケーションは可能か?」が、東京都庭園美術館で開幕した。会期は4月11日まで。
明治から昭和にかけて風景画を中心に活躍した吉田博の木版画に焦点を当て、200点近い作品やスケッチともにその技術や主題の変遷を紹介する大規模な個展が、東京・上野の東京都美術館で開幕した。会期は1月26日~3月28日。
京都市京セラ美術館の新館「東山キューブ」で、美術批評家の椹木野衣を企画・監修に迎えた展覧会「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ) 1989-2019」が開幕。平成の美術を14の「密」なアーティストグループによって展覧する。会期は2021年1月23日〜4月11日。
自ら制作したオブジェなどのモチーフを配置し、仮設の風景として絵画を描くことで知られるペインター・千葉正也。その個展が、東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。本展の見どころをレポートで紹介する。
東京・神楽坂の√K Contemporaryで、美術家・梅津庸一が監修を務めた『美術手帖』2020年12月号「絵画の見かた」特集を副読本とした展覧会、「絵画の見かた reprise」が開幕した。会期は1月16日〜31日。
コミックスのデジタル版を含む累計発行部数が2000万部を突破し、アニメ第2期の放送も始まった『呪術廻戦』。その第1期オープニングにはとある美術作品が登場していたことをご存知だろうか?
絵画、インスタレーション、ビデオなどによる多様なメディアを用いて、不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる作品を制作するアーティスト・冨安由真。その新作インスタレーション展示が、横浜のKAAT 神奈川芸術劇場で始まった。