
アメリカの人々の心をとらえた国民的画家。「グランマ・モーゼス展」が2021年に世田谷美術館ほかで開催へ
モーゼスおばあさん(グランマ・モーゼス)の愛称で親しまれ、アメリカ人なら誰もが知る国民的画家、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス。その作品世界を紹介する展覧会「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」が、世田谷美術館(2021年11月20日~2022年2月27日)など全国の5館で開催される。

モーゼスおばあさん(グランマ・モーゼス)の愛称で親しまれ、アメリカ人なら誰もが知る国民的画家、アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス。その作品世界を紹介する展覧会「グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生」が、世田谷美術館(2021年11月20日~2022年2月27日)など全国の5館で開催される。

ノルウェーのアーティスト、ペーター・モーハルのアジア初個展が、東京・馬喰町のKOKI ARTSで開催されている。会期は12月12日まで。

「霧のアーティスト」として知られる中谷芙二子とダムタイプの中心的メンバーである高谷史郎。このふたりが共働制作した作品を見せる展覧会「霧の街のクロノトープ」が、12月5日より京都の北河原団地跡地で始まった。「霧の彫刻」を展示することで見えてくるものとは何か?

編集者として活動を始め、テレビドラマの脚本やエッセイなどを手がけた向田邦子。没後40年となる2021年、向田が最後の10年を過ごした土地・青山のスパイラルで、特別イベント「いま、風が吹いている」が開催される。会期は2021年1月14日〜24日。

イラストレーター・アーティストの長場雄の個展「The Last Supper」が、東京・渋谷のミヤシタパークにあるアートギャラリー「SAI」で開催される。会期は12月11日〜27日。

新進作家の育成・支援を目指し、今年リニューアルオープンした京都市京セラ美術館の敷地内に新設された展示スペース「ザ・トライアングル」が、2021年度の展覧会スケジュールを発表した。

アレックス・ダッジ、益永梢子、荻野僚介、末永史尚による展覧会「Ordinary objects」が、東京・神楽坂のMaki Fine Artsで開催されている。4名は、身近なものを作品の題材として、それぞれ異なるアプローチで絵画について考察するという共通点を持つ。会期は12月20日まで。

今年5月にこの世を去ったアーティスト・クリストが生前に実現した最後の大プロジェクト《ウォーキング・オン・ウォーター》を記録したドキュメンタリー映画『クリスト ウォーキング・オン・ウォーター』 が、12月19日より渋谷のユーロスペースで劇場公開されることが決定した。

映画やオペラ、演劇、ミュージック・ビデオなど、多岐に渡る領域で世界的に活躍した石岡瑛子。その1960年代のデビューから80年代のニューヨークへと渡るまでのグラフィックデザインの仕事に注目した展覧会「石岡瑛子 グラフィックデザインはサバイブできるか」が、東京銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開幕した。

スイスの画材・筆記具ブランド「カランダッシュ」社が、イヴ・クラインにオマージュを捧げた「クリスマス 2020 カランダッシュ+クライン・ブルーコレクション」を発表。そのポップアップ・ストア「クライン・ブルー・クリスマス」が、東京・外苑前のオン・サンデーズで開催されている。ストアの展開は2021年1月31日まで。

現代詩人・最果タヒがの展覧会「われわれはこの距離を守るべく生まれた、夜のために在る6等星なのです。」が渋谷パルコ4階のパルコミュージアムトーキョーで開幕。会期は12月4日〜20日。

先週から今週にかけて始まった展覧会と12月6日までに終了する展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。予約方法や注意事項については、各館の公式ウェブサイトを参照してほしい。

杉本博司が手がけるマルチプルとして人気が高い大判のポスター。そのヴィンテージを展示・販売する催しが、東京ミッドタウンのイセタンサローネで行われている。会期は2021年1月19日まで。

20世紀でもっとも重要な画家のひとりであるフランシス・ベーコンの展覧会「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」が、2021年1月9日〜4月11日に神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。1930年代の油彩画からドローイング、自画像など、多彩な作品を展示する。

イギリスの現代美術雑誌『ArtReview』が毎年発表している、アート界でもっとも影響力のある100組のランキング「Power 100」の2020年版が発表された。

Nintendo Switchのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」でバーチャルヒューマン「imma」がペロタンとコラボレーションしたバーチャル展示を公開。ジャン=ミシェル・オトニエル、加藤泉、ジョシュ・スパーリングの作品を展示する。

1950年代から「ブラウン」や「ヴィツゥ」のデザイナーとして活躍し、いまなおデザインの世界で大きな影響力を持つディーター・ラムス。その50〜60年代の作品にフォーカスした展覧会が、伊勢丹新宿店本館2階のISETAN THE SPACEで開幕した。会期は2021年1月11日まで。

坂本龍一による過去最大規模の展覧会「坂本龍一:观音听时|Ryuichi Sakamoto: seeing sound, hearing time」が北京の私設美術館・木木芸術社区(M WOODS HUTONG)で開催される。会期は2021年3月5日〜8月8日。

20世紀を代表する芸術家、イサム・ノグチの芸術のエッセンスに迫る展覧会「イサム・ノグチ 発見の道」が、2021年4月24日より東京都美術館で開催される。3章構成の同展では、光の彫刻「あかり」を含めて約90件の作品を紹介し、「彫刻とは何か」を追求したノグチの創造の軌跡をたどる。

名古屋芸術⼤学が、2021年度に開設する現代アートコースに向けて講師陣を⼀新。秋吉風人、田村友一郎、三宅砂織をはじめとする気鋭のアーティストが名を連ねる。現代アートコース開設企画展「TASK」では、同大学の美術教育に携わる10名の作家の作品を紹介。各作家の新作や、国内未発表の作品の展⽰に注目だ。会期は11⽉27⽇~12⽉20⽇(⾦⼟⽇祝のみ)。