NFT(非代替性トークン)ブームが加速するなか、Twitter CEOのジャック・ドーシーは自身の最初のツイートをNFTとしてデジタルプラットフォーム「Valuables」でオークションにかけた。
競売にかけられたツイートは、ドーシーが2006年に投稿した世界初のツイートで、「just setting up my twttr(たったいま、自分のツイッターをセットアップした)」と呟いたもの。ツイートは唯一無二性を担保するNFT(非代替性トークン)によって取引される。競売は3月21日まで行われており、Valuablesのサイトではビットによって値が上がる様子を確認できる。
ジャック・ドーシーはこの競売の収入について、貧困世帯に直接現金を寄付する慈善団体「ギブダイレクトリー(GiveDirectly)」に寄付することで、ケニア、ルワンダ、リベリア、マラウイの貧困世帯を支援する考えを明らかにしている。
Ending this March 21st
— jack (@jack) March 9, 2021
Will immediately convert proceeds to #Bitcoin
And send to @GiveDirectly Africa Response
なおドーシーは今年2月、Jay-Zと共同でビットコインをベースとする事業を行う企業を支援するファンド「Brust」を設立。またドーシーがCEOを務める決済企業「スクエア」は同じく2月に、ビットコインに1億7000万ドルを追加投資している。