Twitter CEOジャック・ドーシーの「最初のツイート」がNFTで競売に

Twitter社のCEOであるジャック・ドーシーが、世界で初めて投稿されたツイートをNFTとして販売。デジタルプラットフォーム「Valuables」競売にかけられている。

ジャック・ドーシーによる最初のツイート

 NFT(非代替性トークン)ブームが加速するなか、Twitter CEOのジャック・ドーシーは自身の最初のツイートをNFTとしてデジタルプラットフォーム「Valuables」でオークションにかけた。

 競売にかけられたツイートは、ドーシーが2006年に投稿した世界初のツイートで、「just setting up my twttr(たったいま、自分のツイッターをセットアップした)」と呟いたもの。ツイートは唯一無二性を担保するNFT(非代替性トークン)によって取引される。競売は3月21日まで行われており、Valuablesのサイトではビットによって値が上がる様子を確認できる。

 ジャック・ドーシーはこの競売の収入について、貧困世帯に直接現金を寄付する慈善団体「ギブダイレクトリー(GiveDirectly)」に寄付することで、ケニア、ルワンダ、リベリア、マラウイの貧困世帯を支援する考えを明らかにしている。

 なおドーシーは今年2月、Jay-Zと共同でビットコインをベースとする事業を行う企業を支援するファンド「Brust」を設立。またドーシーがCEOを務める決済企業「スクエア」は同じく2月に、ビットコインに1億7000万ドルを追加投資している。

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