
「シンコペーション」展から吉田ユニまで、今週末に見たい3つの展覧会
12月1日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。

12月1日までに終了する展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。

2020年に石川県金沢市への移転を控えた東京国立近代美術館工芸館で、移転前最後となる所蔵作品展「パッション20 今みておきたい工芸の想い」が開催される。本展では超絶技巧からオブジェまで、工芸の100年を「パッション(情熱)」をテーマに読み解く。会期は12月20日〜2020年3月8日。

ゲームとアートの関係について思考するアーティスト、アランと斉と公平太。このふたりによる展覧会「非零和無限不確定不完全情報ゲームとしてのアート?」が、東京・目白のTALION GALLERYで開催される。キュレーターを務めるのは愛知県美術館学芸員の副田一穂。会期は11月30日~12月29日。

ニューヨークを拠点とするアーティストコレクティブ「DIS」とバッグブランド「TOSHIKI」による展覧会が、渋谷パルコの「OIL by 美術⼿帖」ギャラリーで12月13日より開催される。両者のコラボレーションによるバッグのコレクションも国内で初めて販売する。

先日閉館した東京・代官山の「TENOHA DAIKANYAMA」を舞台に、アートフェア「GRADATION 代官山」が開催されている。アンディ・ウォーホルやダミアン・ハースト、森山大道、YOSHIROTTENなど、著名なアーティストから気鋭の若手までを集めた豪華ラインナップに注目だ。会期は12月15日まで。

物質としての「絵画」を追求する画家・⼩村希史の個展「ダイヤモンド」が、東京・青山のAkio Nagasawa Gallery Aoyamaで開催される。本展は、絵具を取り除く手法を用いた抽象画シリーズ「Subtract」の新作を紹介するもの。会期は12月5日~2020年1月25日。

写真家の深瀬昌久(1934~2012)。2019年9月には、深瀬が生前に手がけた最後の1冊である写真集『家族』が、イギリスの出版社「MACK」より新装版として刊行された。現在その刊行記念展が、東京・恵比寿のPOSTで開催されている。会期は12月8日まで。

新しい上質な暮らしを夢見る人々の交流をもたらした「モダンデザイン」の数々。タウトをはじめアントニン・レーモンド、イサム・ノグチによる1930年代〜60年代の工芸品、家具、建築図面など多彩な資料約160点で、その全貌を明らかにする「モダンデザインが結ぶ暮らしの夢」展がパナソニック汐留美術館で開催される。会期は2020年1月11日〜3月22日。

中国の次世代を代表するコンセプチュアル・アーティスト何翔宇(へ・シャンユ)。その監督作品『ザ・スイム』(2017)が、11月30日より東京・渋谷のシアター イメージフォーラムで上映される。本作は、雄大な中国の光景とともに様々な人間関係を描いた何翔宇の故郷のポートレイトだ。

誰もが知る、長い髭のサルバドール・ダリのポートレート。これを撮影した写真家、フィリップ・ハルスマンにフォーカスした展覧会「ダリとハルスマン」が、福島の諸橋近代美術館で開催。会期は9月6日まで。

時代の移り変わりととも現れる様々な「家族」「家庭」のかたちを、美術を通して探る展覧会「アカルイ カテイ」が、広島市現代美術館で開催される。出光真子、植本一子、桂ゆき、小西紀行、佐々瞬らが参加する本展の会期は12月21日~2020年3月1日。

「彫刻」があらわれる場と時、その境界を問うアーティスト・冨井大裕。その個展「彫刻になるか?―ノート、箒、BAR」が、長野・松本市のマツモトアートセンター GALLERY、awai art center、kulwaの3会場で開催される。会期は12月1日〜14日。

田幡浩一、Nerhol、村瀬恭子、楊博によるグループ展「固定される影」が、東京・六本木のYutaka Kikutake Galleryで開催中。今秋、赤々舎から刊行された『空蓮房―仏教と写真 谷口昌良+畠山直哉』から着想を得て、「影」をキーワードに展開される展覧会だ。会期は12月14日まで。

美術家の村上隆と、父の福壽郎、そして弟であり日本画家の裕二による3人展「バカな家族の狂詩曲(ラプソディ):村上福壽郎、隆、裕二」が、東京・元麻布のカイカイキキギャラリーで開催される。初の親子展となる本展に注目が集まる。会期は12月23日~2020年1月18日。

様々な画材を用いて、日常的な物や風景を描くO JUNの個展「途中の造物」が、東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催されている。3年ぶりの個展となる本展に注目だ。会期は12月14日まで。

1984年からメディア・アーティストグループ「ダムタイプ」のメンバーとして活動し、個人でも作品やパフォーマンスを手がけてきたアーティスト・高谷史郎。その個展「Topograph / Toposcan」が、児玉画廊|天王洲で開催されている。会期は2020年1月18日まで。

戦後日本の前衛芸術を牽引した具体美術協会の中心メンバーとして知られ、近年、世界的に再評価されている白髪一雄。その東京初の大規模個展が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。会期は2020年1月11日〜3月22日。

11月24日までに終了する展覧会と今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップして紹介する。この機会をお見逃しなく。

様々な要素が入り混じった幻想世界をモチーフに、幅広い表現を行うアーティスト、ジェス・ジョンソン。そんなジョンソンの日本初個展「NEON MEAT DREAM」が、東京・渋谷のNANZUKAで開催されている。会期は12月22日まで。

群馬・高崎のrin art associationで、やんツーの個展「_playground」が開催されている。本展では、新作ドローイングマシンを中心としたインスタレーションを発表。また3階では、小林健太の個展「The Magician's Nephew」が同時開催。会期は12月27日まで。