NEWS / EXHIBITION - 2019.2.22

イケムラレイコからボルタンスキーまで。天皇陛下御在位三十年記念式典にあわせ各地の美術館が無料に

2月24日に天皇陛下御在位三十年記念式典が執り行われるのを記念し、日本各地の美術館では展覧会の無料開放などが行われる。

「イケムラレイコ 土と星」展(国立新美術館)会場風景

 2月24日に開催される天皇陛下御在位三十年記念式典。これにあわせ、日本各地の美術館博物館では施設の無料開放が行われる。

 東京・六本木の国立新美術館では、長くヨーロッパを拠点に活動し、国際的にも高い評価を得ているイケムラレイコの大規模個展「イケムラレイコ 土と星」と、文化庁による新進作家育成プログラムで海外に送り出した人材を日本で紹介する大規模なグループ展「DOMANI・明日展」が無料となる。

「DOMANI・明日展」(国立新美術館)会場風景

 竹橋の東京国立近代美術館も入館無料に。同館では現在、日本近代を代表するグラフィックデザイナー・杉浦非水を紹介する展覧会「イメージコレクター・杉浦非水」展が開催されている。 

 また横浜美術館では、戦後の日本美術が進むべき道を切り拓こうとしたイサム・ノグチと長谷川三郎の交友と創作の軌跡を辿る「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」と「横浜美術館コレクション展 リズム、反響、ノイズ」を無料開放。

「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」展(横浜美術館)会場風景

 関西地方では、大阪の国立国際美術館をチェックしたい。クリスチャン・ボルタンスキーの日本初となる大規模回顧展として話題を集める「クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime」を無料で見るチャンスだ。

 また京都では京都国立近代美術館と京都国立博物館を訪れたい。京都国立近代美術館では、同展は2015年に同館が収蔵した世紀末ウィーンのグラフィック作品コレクションを一堂に展示する「世紀末ウィーンのグラフィック デザインそして生活の刷新にむけて」が開催中。京都国立博物館では、狩野永納筆の《霊元天皇即位・後西天皇譲位図屏風》を初公開する「特集展示 初公開!天皇の即位図」などを無料で楽しめる。

 このほか、中国地方では「小圃千浦 ―カリフォルニアに生きる」開催中の岡山県立美術館が、九州では村上隆の企画展として話題を集めている「バブルラップ」展開催中の熊本市現代美術館が無料開放される。

 なお、東京国立博物館国立西洋美術館名古屋市美術館新潟市美術館島根県立美術館長崎県美術館など常設展のみを無料開放する施設も多数あるので、各館のウェブサイトでチェックしてほしい。