志賀理江子は1980年愛知県出身。2008年に第33回木村伊兵衛写真賞を受賞。人々が発光するかのような、ひそやかで深遠な写真によって被写体の潜在性をあらわにしながら、自らの内側にあるイメージを探求してきた。
そんな志賀が現在、2019年3月から東京都写真美術館にて開催する「志賀理江子 ヒューマン・スプリング」出品作品の協力者を募集している。 定員は200名。参加者は約15分間館内の床に寝そべり、参加者同士で折り重なって眠る様子が撮影される。
志賀はこれまで、自身の家族や友人、周辺で暮らす人々などの協力を得て撮影した写真を作品化。8月7日に撮影する写真も展覧会閉幕後、作家の活動をとおして国内外で発表される予定だ。