写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした、キヤノン主催の文化支援プロジェクト「写真新世紀」。今年で28年目を迎え、新人写真家の登竜門としても知られる本賞の2018年度受賞者が決定した。
2018年度の優秀賞は、内倉真一郎、岡田将(すすむ) 、佐々木香輔(きょうすけ)、ソン・ニアン・アン、デレク・マン、別府雅史、山越めぐみの7名。
佳作はイシダマイ、大塚敬太、北村真一、鬼頭佑輔、キム・キュンボン、小林寿 、佐々木由香里、タカデアズサ、武谷大介、蔡淵琦(ツァイ ・ユエンチー)、肥後亮祐、三川キミの12名だ。
11月2日には、優秀賞受賞者7名からグランプリを選出する公開審査会を東京都写真美術館にて開催。
この審査会では、7名による作品のプレゼンテーションと澤田知子、サンドラ・フィリップス、杉浦邦恵、エミリア・ヴァン・リンデン、さわひらき、安村崇、椹木野衣ら審査員との質疑応答が行われ、その後審査員の審議によりグランプリが選出される。
またこれに先立ち、10月27日には受賞者が自分の作品紹介や制作意図を語るトークショーを開催。
11月3〜4日には審査員らによるスペシャルイベントも開催されるため、グランプリのゆくえとあわせて注目したい。