
東京国立近代美術館など国立美術館の常設展観覧料が最大180円値上げへ
東京国立近代美術館など5つの国立美術館を運営する独立行政法人国立美術館は、2017年5月以降に開催される所蔵作品展(常設展)の観覧料を一部値上げする。

東京国立近代美術館など5つの国立美術館を運営する独立行政法人国立美術館は、2017年5月以降に開催される所蔵作品展(常設展)の観覧料を一部値上げする。

グラフィティ・アーティストとして知られるバンクシーは、自身のInstagramで新たな作品を発表した。EU旗を描いた同作の目的とは?

京都国立近代美術館で2017年4月29日に「技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」展が開幕した。フランスを代表するハイジュエリーメゾンと日本工芸が共演を果たした本展の見どころとは?

緻密な油彩画で超現実的な光景を描くアーティスト・薄久保香が馬喰町のtaimatzで新作個展を開催。会期は5月12日〜6月3日。

第20回
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年5月号では、アーサー・C・ダントーによる『芸術と終焉のあと 現代芸術と歴史の境界』とボリス・グロイスによる『アート・パワー』を取り上げた。

1950年代にカメラマンとして活躍しながら、80年代に突如として姿を消したソール・ライター。2006年、83歳にして再び世間の注目を集めた彼の大回顧展が、Bunkamura ザ・ミュージアムで、2017年6月25日まで開催。

アルベルト・ジャコメッティ(1901〜1966)の大回顧展が、国立新美術館で開催。会期は2017年6月14日~9月4日。初期から晩年までの、あらゆる時代の作品が一堂に会する。

『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2017年5月号では、哲学的者による芸術論や、21世紀の日本文化の動向を探る論考集など、芸術について多角的に考える4冊を取り上げた。

京都のeN artsにて、写真展「showcase #6」が開催される。今回は、金サジと三田健志の2人展で、会期は2017年5月5日〜5月28日。

第105回
過去に重大な交通事故を経験したという共通点を持つ、弓指寛治、ALI-KA、小林Aの3名の共同キュレーションにより、今年3月に開かれた「Death Line」展。それぞれが直面した「事故と死」に改めて向き合い、作品を通して「死」について深く考えることを目指した本展を、椹木野衣がレビューする。

写真のあり方を大きく変えたダヤニータ・シンの移動式美術館。5月20日から日本の美術館では初の個展「ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館」が恵比寿・東京都写真美術館にて開催される。

ベストセラー絵本『はじめてのおつかい』が生まれて約40年。世代を超えて愛される名作絵本の数々を生み出してきた林明子の絵本原画展が、高松市美術館で開催されている。会期は5月28日まで。

新潟県のりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館を拠点に活動するダンス・カンパニー、Noism1の公演が新潟と埼玉の2か所で開催。芸術監督を務める金森穣の新作『Liebestod-愛の死』と、専属振付家・山田勇気の代表作『Painted Desert』の2作が上演される。

日本を代表する建築家のひとり、村野藤吾の建築を紹介する特別展が広島市現代美術館で開催される。村野が広島で手がけた世界平和記念聖堂を大きく取り上げ、設計原案図や模型などの資料を展示。会期は5月16日から7月9日まで。

アートとデザインの関係性を考える企画展「gesture, form, technique IV」がTARO NASUで開催。リアム・ギリックらのアート作品と、ジャン・プルーヴェらの20世紀フランスの名作家具があわせて展示される。

第14回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載の第14回は、鏝絵を現代に継承する三浦辰彦を紹介する。

長年の実績を持つ、メルセデス・ベンツによる日本とドイツのアーティスト交流プログラム「メルセデス・ベンツ アート・スコープ」の2015〜17年の成果を発表する展覧会が開催される。原美術館にて、5月27日から8月27日まで。

書に使用するための和紙「料紙」を中心とした企画展が根津美術館で開催される。昨年、同館で開催された「はじめての古美術鑑賞―絵画の技法と表現―」に続く、シリーズ2回目の企画展となる。

南青山の複合文化施設・SPIRALで毎年開かれているアートフェスティバル「SICF」が、今年もゴールデンウィークに合わせて開催。18回目を迎える今回は、出展者数を大幅に増やし、新たにパフォーマンスプログラムも実施するなど、さらに充実した内容となる。

20世紀美術に大きな影響を与えた、マルセル・デュシャンの《泉》。発表からちょうど100年を迎える今年、京都国立近代美術館で約1年間にわたりこの作品の謎に迫る展覧会が開催されている。