Noism1が新作「Liebestod-愛の死」を発表!新潟と埼玉で公演
新潟県のりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館を拠点に活動するダンス・カンパニー、Noism1の公演が新潟と埼玉の2か所で開催。芸術監督を務める金森穣の新作『Liebestod-愛の死』と、専属振付家・山田勇気の代表作『Painted Desert』の2作が上演される。
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Noismは、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が、演出振付家・舞踊家の金森穣を舞踊部門芸術監督に迎え、日本初の劇場専属舞踊団として2004年に設立。正式メンバーで構成されるメインカンパニー「Noism1」と、研修生が所属する「Noism2」の2つのカンパニーからなり、新潟を拠点に日本国内をはじめ海外9か国13都市でも公演を行っている。
今回のNoism1の公演は、金森の新作『Liebestod-愛の死』と、Noism2の専属振付家である山田勇気の代表作『Painted Desert』の2本立て。
『Liebestod-愛の死』は、金森が18歳のときに初めて耳にして以来魅了され、いつか必ず創作したいと心に秘めていたという、ワーグナーによる19世紀オペラの名作『トリスタンとイゾルデ』の前奏曲と終曲を用いて創作されている。「今一度自らの感動による感動の創出という、創作の原点に回帰したい」と述べる金森が、「究極の愛のデュオ」に真正面から挑む。ISSEY MIYAKEの宮前義之が手がける衣装にも注目だ。
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実在する砂漠地帯の名前からタイトルをとった『Painted Desert』は、山田が、カラハリ砂漠に住む民族に伝わる「There is a dream, dreaming us」という言葉に着想を得て制作した作品。Noism1では今回が初演となる。
本公演は、カンパニーの本拠地である新潟・りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館での上演の後、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場でも上演される。