触発し合うアートとデザイン。
TARO NASUで企画展開催

アートとデザインの関係性を考える企画展「gesture, form, technique IV」がTARO NASUで開催。リアム・ギリックらのアート作品と、ジャン・プルーヴェらの20世紀フランスの名作家具があわせて展示される。

Jean Prouvé Standard chair ca. 1950 Courtesy of SIGN, TARO NASU 

 本展は、2011年にスタートしたアートとデザインの関係を考える企画展「gesture, form, technique」の第4回目。

 今回は、リアム・ギリック、田島美加、ドナルド・ジャッドなどのアーティストの作品を展示。あわせて、ジャン・プルーヴェなどがデザインした1950年代フランスのモダニズム黎明期の名作といわれる家具や、インドの都市・チャンディーガルの都市計画のなかで制作されたル・コルビュジエとピエール・ジャンヌレの作品も展示される予定だ。

 彼らのデザインは、その領域にとどまることなく、同時代のアートやモダニズム再考を試みる現代のコンセプチュアルアートにまで、広く深い影響を与えてきた。そんな互いに触発し合うアートとデザインの関係性の、「これまで」と「これから」を考える機会となる。

編集部

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