INTERVIEW

アーティゾン美術館コレクションの「コア」に迫る

開館から1年4ヶ月が経ったアーティゾン美術館(東京・京橋)の大規模コレクション展第2弾「STEPS AHEAD:Recent Acquisitions 新収蔵作品展示」が好評だ。5年間の建て替え休館中に新たに収集した作品より、初公開の約100点を含む約200点を披露し、若い層も引き寄せている。拡張しつつ前進するコレクションの現在形を、本展を企画した新畑泰秀学芸課長に聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

PREMIUM

何かの気配、夢の体験をいかにつくり出すのか。冨安由真インタビュー

絵画、インスタレーション、ヴィデオなど多様なメディアを用い、不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる作品を制作する冨安由真。KAAT神奈川芸術劇場にて、個展「漂泊する幻影」を1月に開催した。冨安が入選した第12回shiseido art egg(2018)の審査に関わった光田由里が、本展がどのように構成されたのか、また絵画とインスタレーションの関係性を聞いた。

INTERVIEW

PREMIUM

《元気炉》の制作を通して見えてきたもの。栗林隆インタビュー

社会や自然、そして日常生活や身体の「境界」をテーマにした大型のインスタレーションで知られる美術家・栗林隆。旧発電所である美術館にて、原子炉を模したサウナ作品をつくった彼に、美術の「文脈」から脱することと、自分と社会の関係について話を聞いた。

INTERVIEW

磁土で現代陶芸を拡張していく二人。松村淳、川端健太郎インタビュー

京都のギャラリー、現代美術 艸居のメインギャラリーとアネックスで、2名の現代陶芸家が新作を発表した。透明感のある白磁の曲線を組み合わせてシャープな造形を行う松村淳と、手びねりによる成形とガラスや石などを練り込んだテクスチャーを融合させる川端健太郎。ふたりの展示とアトリエを訪れ、取材を行った。

INTERVIEW / OIL

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「コレクターによるコレクターのため」のギャラリーとは? Villepin Gallery創設者、アーサー・ド・ビルパンに聞く

元フランス首相の父ドミニク・ド・ビルパンと彫刻家の母の元に生まれた起業家でアートコレクターのアーサー・ド・ビルパン。幼少期を様々な国で過ごし、趙無極(ザオ・ウーキー)など著名なアーティストと親しい関係を築いたアーサーは2010年に香港に移住し、昨年父とともに香港に新しいアートギャラリー「Villepin」を設立した。同ギャラリーの理念や自身のコレクション、作品の購入基準などについて、本人に話を聞いた。

INTERVIEW

グザヴィエ・ヴェイヤンとバーチャルモデル「imma」が語る、アートとテクノロジーのあるべき関係性

1980年代後半より、多様な媒体を用いて古典主義と高度なテクノロジーの両者に触発された作品群を制作してきたアーティスト、グザヴィエ・ヴェイヤン。その日本で初となるギャラリー個展「CHEMIN VERT」(ペロタン東京)の開催に際し、バーチャルモデルのimmaがヴェイヤンと対談。現代におけるアートとテクノロジーの関係性について話し合った。*The English version is below the Japanese.

INTERVIEW

PREMIUM

真鍋大度が語るクリプトアートの問題点と可能性。「CryptoArt Experiment」が目指すものとは?

ブロックチェーン技術を用い、唯一無二性を担保したデジタル・アート(クリプトアート、NFT)がマーケットで盛り上がりを見せるなか、ライゾマティクスがクリプトアートに特化したマーケットプレイス「CryptoArt Experiment」を立ち上げた。その背景にあるものとは何か? 真鍋大度に聞いた。

INTERVIEW

丸龍文人と山縣良和。「ファッション イン ジャパン」展に集ったふたりが語るファッションアーカイヴと服飾の未来

6月9日より東京・六本木の国立新美術館で開催される「ファッション イン ジャパン 1945-2020 —流行と社会」。そのプレイベントとしてふたりのファッションデザイナー、丸龍文人と山縣良和による「フミト ガンリュウ」のランウェイショーとインスタレーションが開かれた。ショーが目指したもの、ふたりのファッションへの考え、そして展覧会の見どころについて、担当研究員の本橋弥生を交えた3人に話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

PREMIUM

NFTは未来か、バブルか。美術館では世界初のクリプトアート展を主催したキュレーターに聞く

世界の美術館では初めてクリプトアートにフォーカスした展覧会「Virtual Niche - Have you ever seen memes in the mirror?」が、中国・北京のUCCA Labで開催された。美術館でクリプトアート展を開催する意義や、NFTやクリプトアートの利点/問題点、そして未来とは? 同展の企画者である孫博涵(ソン・ボーハン)と王琴文(ワン・チンウェン)に聞いた。

INTERVIEW

アートでSDGsはどう表現できるのか? 南條史生と落合陽一が語る

2021年4月29日から5月9日までの11日間、北九州市東田地区を舞台に「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」が開催される。ディレクターを務めるのは森美術館の前館長(現特別顧問)でキュレーターの南條史生。アートでSDGs(持続可能な開発目標)をどのように表現できるのか、参加作家であるメディア・アーティストの落合陽一とともに、取り組みについて話を聞いた。

INTERVIEW / PROMOTION

「違う私」になることを望んでいるアーティスト。横尾忠則インタビュー

1960年代初頭よりグラフィック・デザイナーやイラストレーターとして活動をスタートし、80年代の「画家宣言」によって画家・芸術家へと活動領域を移した横尾忠則。彼は自身の制作についてどう思うのか? 横尾自伝『ぼくなりの遊び方、行き方』(ちくま文庫)の中国語版を翻訳したライターの鄭衍偉(ヂェン・イェンウェイ)が本人に話を聞いた。

INTERVIEW

マックス・リヒターが語る、デジタル時代における「SLEEP」の重要性。「寝るという行為そのものが抵抗」

映画⾳楽の世界においてもっとも重要なアーティストのひとりともいわれる⼈物、マックス・リヒター。その伝説的なライブ「SLEEP」の様子を収めたドキュメンタリー映画『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』の公開を受け、本人にオンラインでインタビューを行った。

INTERVIEW

ブリンキー・パレルモを通して考える「絵画」の重要性。対談:五月女哲平×今井俊介

豊田市美術館を皮切りに開催されるこれまでにない展覧会「ボイス+パレルモ」。同展では、「社会彫刻」の提唱者として知られるヨーゼフ・ボイスとともに、その教え子のひとりであるブリンキー・パレルモの作品が日本で初めて大規模に紹介される。このパレルモを起点に、アーティストの五月女哲平と今井俊介が、パレルモ、そして絵画の重要性について語りあった。

INTERVIEW / PROMOTION

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「練習しててずっとできなかったことが急にできるようになる」。動きつづけることで生みだされる加藤泉の作品群

3月4日から4月17日まで、ニューヨークのローワーイーストサイドにあるペロタンギャラリーで個展を開催している加藤泉。ペインティングから木彫や石彫、ファブリックを吊る立体作品のインスタレーション、そして新しいプラモデルを取り入れた一連の作品を展示する本展は、ギャラリーでの展示としては加藤のキャリアでも史上最大規模のものだ。ニューヨークでは5年ぶりとなる個展のために、まだまだコロナの影響が残るニューヨークに滞在する加藤に話を聞いた。

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