あなたの中のアートがレジリエンスを発動させる。宮島達男インタビュー
Akio Nagasawa Galleryの銀座と青山の2会場で個展が開催中の宮島達男。銀座ではデジタルカウンターを模したバーを壁面にかける新作オブジェを、青山では手描きの数字をデジタルフォント化した新作ドローイングを発表する。宮島に銀座会場でインタビューを行った。
Akio Nagasawa Galleryの銀座と青山の2会場で個展が開催中の宮島達男。銀座ではデジタルカウンターを模したバーを壁面にかける新作オブジェを、青山では手描きの数字をデジタルフォント化した新作ドローイングを発表する。宮島に銀座会場でインタビューを行った。
現代芸術振興財団が主催するアートアワード「CAFAA賞」。「CAFAA賞2020」のファイナリストにはAKI INOMATA、金沢寿美、 田口行弘の3名が選ばれた。ファイナリストが都内で開催される個展に向けて作品を制作。6月1日より東京・六本木のピラミデビル4階にて開催される各作家の個展を経たのち、最終選考にてグランプリ1名が選ばれる。ファイナリストに選ばれた金沢寿美に、制作について話を聞いた。
6月に新たなフラッグシップギャラリー「NANZUKA UNDERGROUND」をオープンさせたNANZUKA。渋谷と心斎橋のPARCOにある「2G」や、中目黒の「3110NZ by LDH Kitchen」なども手がけ、既存の枠組みを超えたかたちで存在感を放っている。代表の南塚真史にこれまでの歩みや、ギャラリストとして大切にしていることなどを聞いた。
小説『零の晩夏』を2021年6月25日に上梓した映画監督の岩井俊二。絵画ミステリーとも呼ぶべきジャンルの新作を手がけたきっかけのひとつとして、装画を手がけたアーティスト・三重野慶の絵画との出会いがあったという。岩井俊二と三重野慶の対談を取材した。
日本の伝統工芸の染織技術と脳科学の世界で研究が進められる錯視効果への興味から、「制御とズレ(Controlled and Uncontrolled)」をテーマにグリッドペインティング行う川人綾。工芸と科学という要素を絵画で融合させる試みについてインタビューを行った。
50周年を迎えたマンガ『ドラえもん』。その原画を拡大することで「絵」として『ドラえもん』を鑑賞するという書籍『THE GENGA ART OF DORAEMONドラえもん拡大原画美術館』が発売中だ。これを機に、「THE ドラえもん展」にも参加した経験を持つアーティスト・山口晃が『ドラえもん』の原画と向き合った。
メガギャラリー・ペース社長兼CEOのマーク・グリムシャーらによって設立された新たな体験型アートセンター「Superblue」が、5月20日にアメリカ・マイアミにオープン。同センターの特徴や、コロナ禍において鑑賞者が体験型アートに対する需要の変化などについて、その共同設立者兼CEOのモリー・デント・ブロックルハーストにインタビューを行った。
ギャラリー麟で個展「彫る絵画−銀」を開催中の鈴木淳夫は、彫刻刀を駆使する独自の技法で絵画の制作を続けている。新作に銀色を用いた背景には、コロナ禍の現状への思いもあるのだという。個展会場でインタビューを行った。
東京オペラシティアートギャラリーで開催予定だったライアン・ガンダーの個展がコロナ禍の影響で延期となり、代わりにガンダーがキュレーションを担当した収蔵品展「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」が6月24日まで開催されている。モノクロ作品ばかりを集めた「色を想像する」(4階)、懐中電灯を持って暗がりを探索する「ストーリーはいつも不完全」(3階)の2つについて話を聞いた。
アントワープを拠点とする気鋭のブランド「NAMACHEKO」(ナマチェコ)がその世界観を表現したジャーナルを刊行。2021年5月1日より全国数店舗でインスタレーションイベントを実施した。このジャーナルの一部ページを手がけた写真家ローリー・シモンズと、NAMACHEKOのディラン・ルーがオンラインで対談。ファッションデザイナーとアーティストというそれぞれの立場から、ファッションとアートの関係性、現在の世界情勢について語った。
既存の画像にドローイングを重ねることで生み出した新たなイメージを、油彩でふたたび描き出すことで「人の存在」のあり方を問い続ける佐藤未希。6月2日よりYoshimi Artsで開幕した個展「沈黙の声」の出展作の話を交えながら、制作プロセスやコンセプトなどについてインタビューした。
現代芸術振興財団が主催するアートアワード「CAFAA賞」。「CAFAA賞2020」のファイナリストにはAKI INOMATA、金沢寿美、 田口行弘の3名が選ばれた。ファイナリストが都内で開催される個展に向けて作品を制作。6月1日より東京・六本木のピラミデビル4階にて開催される各作家の個展を経たのち、最終選考にてグランプリ1名が選ばれる。ファイナリストに選ばれた田口行弘に、制作について話を聞いた。
「自身の負の記憶と人の闇を混淆した美」を命題に表現を続ける谷原菜摘子。2017年の五島文化記念文化賞美術新人賞の受賞で得た1年間のフランス研修滞在、その成果報告展が2会場で同時開催されている。新作のパステルドローイングを中心に展示する「紙の上のお城」と、新作をメインにベルベットを支持体とする油彩作品で構成する「うきよの画家」。「紙の上のお城」展会場のMEMでインタビューを行った。
今年に入り、アートマーケットの世界でもっとも注目を集めるトピックは間違いなくNFT(非代替性トークン)を使用したアートだろう。この盛り上がりについて、日本でいちはやくアートとブロックチェーンの関係に注目してきたスタートバーン株式会社CEOの施井泰平に話を聞いた。
中国を代表するアーティストのひとり、艾未未(アイ・ウェイウェイ)。その挑発的で反権力的な作品は世界中に大きなインパクトを与え続けてきた。そんな彼が、四川大地震の被災者を祈念するために13年間取り組み続けているアートワーク《念念》について、その足跡と活動の意味を尋ねた。
2021年4月1日に国立西洋美術館の新館長に就任した田中正之。西洋の近現代美術を専門とし、国立西洋美術館や武蔵野美術大学 美術館で様々な展覧会を企画してきた。現在整備のために長期休館中の国立西洋美術館の館長として、館に対する考えや今後の展望を聞いた。
ヨーロッパの歴史的な建造物に吊り下がるシャンデリアに人工の光を当て、放出される光の集合体を写し取る「Luminescence(ルミネソンス)」シリーズ。シュウゴアーツで開催中の個展で写真作品を展示する小野祐次に話を聞いた。
日本への入出国や在留手続きに関する出入国管理法などの改正案は、野党や国内外批判を受けて採決が見送りとなり、事実上の廃案となった。この改正案に反対する声を上げたアーティストにインタビュー。アーティストが果たすべき役割や今後の展開について話を聞いた。
2019年のヴェネチア・ビエンナーレへの参加や、写真集『GIFT』での木村伊兵衛写真賞受賞など、国内外で活躍の場を広げる片山真理。自身が育った太田市で開催されたグループ展「HOME/TOWN」展を機に、写真への向き合い方や、川や水というテーマ、身体をめぐる表現について話を聞いた。
国際的に活動する現代アーティスト・小泉明郎が、東京五輪の聖火リレーを題材にした映像作品《AntiDream #2 (聖火儀礼バージョン)》を突如としてYouTubeで公開した。「あなたは感染しています」といった様々な人工音声と、聖火リレーの映像が重なり合った本作で小泉が伝えようとしたものは何か?