
日本初の「現代演劇・舞踊・伝統芸能」映像検索サイト「JDTA」が公開。コロナの影響を受ける演劇界に貢献
早稲田大学の坪内博士記念演劇博物館が、日本初の「現代演劇・舞踊・伝統芸能」の3分野にわたる舞台公演映像の情報検索特設サイト「Japan Digital Theatre Archives(JDTA)」を公開した。

早稲田大学の坪内博士記念演劇博物館が、日本初の「現代演劇・舞踊・伝統芸能」の3分野にわたる舞台公演映像の情報検索特設サイト「Japan Digital Theatre Archives(JDTA)」を公開した。

演劇の映像、資料などをデジタルアーカイヴ化し、配信や公開によって新たなマッチングを生み出すビジネスモデルの構築を目指す「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業(EPAD)」。舞台資料の収集を、舞台美術家たちに掛け合いながら行ったのが舞台美術家の伊藤雅子だ。伊藤に事業の概要と、プロジェクトの展望を聞いた。

第24回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。本記事では、2001年11月号「村上隆」特集、12月号「奈良美智★読本」特集から、奥鬼怒川温泉郷・加仁湯にて2日間、延べ10時間にわたって収録された村上隆と奈良美智による歴史的対談のPart3を掲載する。

豊田市美術館を皮切りに開催されるこれまでにない展覧会「ボイス+パレルモ」。同展では、「社会彫刻」の提唱者として知られるヨーゼフ・ボイスとともに、その教え子のひとりであるブリンキー・パレルモの作品が日本で初めて大規模に紹介される。このパレルモを起点に、アーティストの五月女哲平と今井俊介が、パレルモ、そして絵画の重要性について語りあった。

日本科学未来館は、3月29日より常設展3階「未来をつくる」のギャラリー「零壱庵(ゼロイチアン)」にて新展示「『AKIRA』の音 不朽のアニメ映画を彩る未知のサウンド」を公開する。

3月4日から4月17日まで、ニューヨークのローワーイーストサイドにあるペロタンギャラリーで個展を開催している加藤泉。ペインティングから木彫や石彫、ファブリックを吊る立体作品のインスタレーション、そして新しいプラモデルを取り入れた一連の作品を展示する本展は、ギャラリーでの展示としては加藤のキャリアでも史上最大規模のものだ。ニューヨークでは5年ぶりとなる個展のために、まだまだコロナの影響が残るニューヨークに滞在する加藤に話を聞いた。

第23回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。本記事では、2001年11月号「村上隆」特集、12月号「奈良美智★読本」特集から、奥鬼怒川温泉郷・加仁湯にて2日間、延べ10時間にわたって収録された村上隆と奈良美智による歴史的対談のPart2を掲載する。

第22回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。本記事では、2001年11月号「村上隆」特集、12月号「奈良美智★読本」特集から、奥鬼怒川温泉郷・加仁湯にて2日間、延べ10時間にわたって収録された村上隆と奈良美智による歴史的対談のPart1を掲載する。

AIロボット・ソフィアによるNFTのデジタルアート作品が、オークションにて68万8888ドル(約7500万円)で落札された。

明治から大正にかけて活躍した画家・渡辺省亭。その国内の美術館では初となる待望の回顧展「渡辺省亭-欧米を魅了した花鳥画-」が、東京・上野の東京藝術大学大学美術館で開幕した。会期は5月23日まで。

大阪中之島美術館の開館日が2022年2月2日に決定。開館を記念する展覧会として「Hello! Super Collection 超コレクション展 ―99のものがたり―」と「モディリアーニ展 ―愛と創作に捧げた35年―」、記念公演として「森村泰昌×桐⽵勘⼗郎創作公演プロジェクト ⼈間浄瑠璃(仮)」が開催される。

大阪市立東洋陶磁美術館は、同館が所蔵する国宝2件、重要文化財13件を含む23件の作品画像を自由に取得・利用できるウェブサイト「大阪市立東洋陶磁美術館収蔵品画像オープンデータ」を公開した。

2017年に前澤友作が約123億円で落札した《Untitled》と同年に完成したジャン=ミシェル・バスキアの《Versus Medici》(1982)が、5月12日にサザビーズ・ニューヨークで開催されるライブオークションに出品される。予想落札価格は3500万〜5000万ドル(約38億〜55億円)。

今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

アーツ前橋の作品紛失について、「アーツ前橋作品紛失調査委員会」が公開した調査報告書。この内容について住友文彦館長が25日に記者会見を行い反論を行った。

近年、国際的評価が高まっている「EUGENE STUDIO(ユージーン・スタジオ)」。その国内美術館では初となる個展「ユージーン・スタジオ 新しい海 After the rainbow」が、清澄白河の東京都現代美術館で開催される。代表作から最近作までを通覧できる本展に注目だ。会期は11月20日〜2022年2月23日。

フィンセント・ファン・ゴッホが1887年に制作した秘蔵の風景画が、3月25日にサザビーズとパリのオークションハウス「ミラボー・メルシエ」による共同セールに出品。予想落札価格を大幅に上回る約16億円で落札された。

収蔵のための作品調査の過程で借用した6作品を紛失した群馬・前橋のアーツ前橋。その原因検証のために設置された「アーツ前橋作品紛失調査委員会」が、調査報告書を公開した。

ギネス世界記録に認定されている世界最大の絵画で、イギリスのアーティストであるサシャ・ジャフリが制作した1800平米におよぶ作品《The Journey of Humanity》(2020)が、オークションにて6200万ドル(約67億5000万円)で落札された。

江戸時代を代表する浮世絵師・葛飾北斎。その生誕260年を記念し、東京ミッドタウン・ホールにて特別展「北斎づくし」が開催される。本展は、《北斎漫画》《冨嶽三十六景》《富嶽百景》の全頁・全点・全図を通期で展示するというこれまでにないものだ。