アーティストの「不在」を感じとる。マーク・マンダースの個展が東京都現代美術館でスタート

「建物としての自画像」という構想に沿って作品制作を行うことで知られているアーティスト、マーク・マンダース。その国内美術館では初となる個展「マーク・マンダース ─マーク・マンダースの不在」が、東京都現代美術館でスタートした。本展で注目すべきは作家自身の「不在」だ。

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15年にわたる領域横断的なクリエイションの全貌。「ライゾマティクス_マルティプレックス」が東京都現代美術館で開幕

メディア・アートの領域を超え、研究開発からデザイン、エンターテインメントまで多様な領域で活動してきたrhizomatiks(ライゾマティクス)。今年設立15周年を迎えるその活動を総覧する個展「ライゾマティクス_マルティプレックス」が、東京都現代美術館で開幕した。会期は6月22日まで。

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東京国立近代美術館のコレクション展、今期のテーマは「東北を思う」「春まつり」「あやしい」。ソル・ルウィットの巨大壁画も公開中

東京国立近代美術館の所蔵作品展「MOMATコレクション」が、「東北を思う」「春まつり」「あやしい」をキーワードに展示替え。会期は3月23日〜5月16日。同館では、ソル・ルウィットの巨大ウォール・ドローイングも公開されている。

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「空気と水」から生まれる心の還流。李庸宇評「梁慧圭(ヤン・ヘギュ) O₂ & H₂O」展

ヴェネチア・ビエンナーレ、ドクメンタ13などの大型国際展に招待されてきた韓国のアーティスト、梁慧圭(ヤン・ヘギュ)。その大規模な個展「O₂ & H₂O」が韓国国立現代美術館ソウル館で開催された。無形の経験や感覚をアートの抽象的な言語で置換する本展で、作家はどのような問いを投げているのか? 韓国西江大学トランスナショナル人文研究所研究教授の李庸宇が考察する(*1)。

REVIEW

藤森照信、妹島和世、藤本壮介、石上純也、平田晃久、藤原徹平、会田誠、草間彌生が独自のパビリオンを都内で発表。「パビリオン・トウキョウ2021」とは?

日本人の建築家6名とアーティスト2名がそれぞれ独自のパビリオンを設計し、新国立競技場を中心とするエリアに設置。未来の建築やアートとして紹介するプロジェクト、Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13「パビリオン・トウキョウ2021」が今年7月1日から始まる。

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現代女性が描く「令和の春画」。「現代春画考『春ごもり』 須川まきこ+鳥居清長」展がスパイラルで開催

現代春画を再考する展覧会「現代春画考『春ごもり』 須川まきこ+鳥居清長」が、3月20日〜22日の会期で東京・南青山のスパイラルルームで開催。イラストレーター・須川まきこの新作3図や、鳥居清長『袖の巻』全12図復刻プロジェクトから摺り上がった6図を展示する。

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ネオ・ダダの活動拠点が現代に蘇る。Chim↑Pom卯城竜太らが新たなスペース「White House」をオープン

Chim↑Pomのメンバーである卯城竜太が、アーティストの涌井智仁、ナオ ナカムラの中村奈央とともに、新たなスペース「White House」を新宿でスタートさせる。会場となる建物は1960年にネオダダイズム・オルガナイザーズの活動拠点として磯崎新によってつくられたもので、ネオ・ダダのリーダー・吉村益信の住居だった「新宿ホワイトハウス」。

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アートとサウナで身体感覚を研ぎ澄ます。「TikTok チームラボリコネクト」が六本木にオープン

アートとサウナによる新しいかたちの展覧会「チームラボ & TikTok, チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木」が、3月22日から8月31日までの半年間限定で東京・六本木にて開催。本展の見どころやおすすめの体験方法をレポートで紹介する。※会期は11月23日まで延長された。

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第5回

文化芸術活動はいかに収益力を強化できるのか? Vol.5 独立行政法人日本芸術文化振興会の事例から

多様な文化芸術活動の収益力強化について考え議論する場を提供する、凸版印刷と美術手帖によるプロジェクト「サバイブのむすびめ」。トークイベント最終回となる第5回目に登場したのは、独立行政法人日本芸術文化振興会の大和田文雄理事。国立劇場を運営する同振興会のコロナ禍での取り組みとは。