
新たなギャラリー「HENKYO」が代々木上原にオープン。こけら落としは藍嘉比沙耶の初個展
東京・代々木上原に新たなギャラリー「HENKYO(ヘンキョー)」が、3月27日にオープン。こけら落としは藍嘉比沙耶(あおかびさや)の初個展「ミル ・ クレープ」。

東京・代々木上原に新たなギャラリー「HENKYO(ヘンキョー)」が、3月27日にオープン。こけら落としは藍嘉比沙耶(あおかびさや)の初個展「ミル ・ クレープ」。

映画制作にまつわる芸術、科学、そしてアーティストたちに捧げられたアメリカ最大級の映画博物館「アカデミー映画博物館」。その常設展「映画の物語」やオープニング記念企画展となる宮崎駿のアメリカ初の回顧展「Hayao Miyazaki」の詳細が明らかにされた。

東京・浅草にあるホテル「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」に、新たなコマーシャルギャラリー「GALLERY ROOM・A」が4月10日より誕生。こけら落とし展となるアーティスト・藤元明の個展に加え、ホテル内の2室で藤元の作品鑑賞と作家本人による音声ガイドが楽しめる宿泊プランも同時に展開していく。

2011年の東日本大震災からの復興と新たな循環を生みだすことを目指し、17年に第1回が開催された「Reborn-Art Festival」。10年の節目を迎える21年の夏と22年春の2回に分けて、「利他と流動性」をテーマとする第3回「Reborn-Art Festival 2021-22」の開催が予定されている。そのプレイベントとして、ふたつのオンライン企画からなる「Reborn-Art ONLINE」が開催。2月13日には、詩人の吉増剛造と音楽家の青葉市子を迎えてパフォーマンスが行われた。

アートを含む表現の現場におけるハラスメントの実態調査を行ってきた「表現の現場調査団」が24日、厚生労働省で会見を行い、その調査結果を公表した。

人間の身体や知覚と時間の関係について考察する作品を制作する大和田俊。その個展「破裂 OK ひろがり」が、栃木県の小山市立車屋美術館で開催された。体内の破裂音が響く展示空間や、風景のなかに突如現れる「ポンプ小屋」で展示された作品《Unearth》において、音の「必然性」はどのように提示されたのか。現代フランス哲学、 芸術学、映像論を専門とする福尾匠がレビューする。

明治期ごろから大衆に広まった退廃的、妖艶、グロテスク、そしてエロティックな表現。こうした「あやしい」表現を紹介する「あやしい絵展」が、東京国立近代美術館で開幕した。会期は5月16日まで。

バンクシーが昨年5月に発表した作品《Game Changer》が3月23日にクリスティーズで競売にかけられ、予想落札価格を大幅に上回る約25億円(1675万8000ポンド)で落札された。この収益はイギリスのNHS(国民保健サービス)に寄付される。

クリスティーズは「We Are All Warriors -The Basquiat Auction」と題したバスキアのシングルロットイブニングセールを開催。バスキアの代表作である《Warrior》が約45億円(3億2360万香港ドル)で落札された。

京都市の「京都駅東南部エリアにおける市有地の活用に係る契約候補事業者」の公募において、契約候補事業者にチームラボが選定された。アートミュージアム、アートギャラリー、市民ギャラリー、カフェなどの施設を計画している。

Twitter CEOのジャック・ドーシーが競売にかけていた自身の最初のツイートが、291万5835ドル(約3億1721万円)で落札された。

日本では23年ぶりとなるモンドリアン展「純粋な絵画をもとめて」が、東京・西新宿のSOMPO美術館でスタートした。オランダのデン・ハーグ美術館所蔵のモンドリアン作品50点に加え、国内の美術館から借用するモンドリアン作品と関連作家による作品約20点を出品した本展の見どころを紹介する。

ドイツで初めての草間彌生の大規模な回顧展が、ベルリンの美術工芸博物館「マルティン・グロピウス・バウ」で開催される。会期は2021年4月23日〜8月15日。

2019年に逝去した医師・廣瀬輝夫に対し草間彌生が贈った11点の作品が、5月12日にボナムズでオークションにかけられることがわかった。合計予想落札価格は10億円以上となっている。

宮城県の南三陸町は、2022年春開館予定の震災伝承施設において、クリスチャン・ボルタンスキーが展示制作を行うことを明らかにした。すでに契約は締結済みだという。

グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する公募展である第23回グラフィック「1_WALL」展が、4月6日〜5月15日に銀座のガーディアン・ガーデンで開催される。会期中の4月22日にはオンライン上のライブ配信によって公開最終審査が行われ、グランプリが決定。受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られる。

マシュー・バーニーが「捕鯨」や「茶道」など日本文化をテーマに、映画、彫刻インスタレーション、写真など多彩なメディアで展開された2005年の映画作品《拘束のドローイング9》。この作品を軸に、マシュー・バーニー本人に「拘束のドローイング」シリーズにかける想いを聞いた。*The English version is below the Japanese.

十和田市現代美術館が2008年の開館以来、初めてとなる常設作品の入れ替えを実施。十和田湖から着想された塩田千春の新作《水の記憶》が誕生した。

モダンデザインの世界で後世に大きな影響を与えたアルヴァ・アアルトとその妻アイノ。この2人の協働の軌跡をたどる展覧会「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」が世田谷美術館で始まった。

イギリス風景画の巨匠といえば、まずJ.M.W.ターナー、そしてジョン・コンスタブルの名が挙げられる。彼らは、当時ヨーロッパにおいては下位におかれていた「風景画」というジャンルを刷新し、その地位を大きく引き上げることに貢献、印象派にも影響を与えた。三菱一号館美術館では、日本では35年ぶりとなるコンスタブルの回顧展が開催中。本稿では3つのキーワードをもとに、コンスタブルの描く世界、そして展覧会の見所を紹介する。*本展は緊急事態宣言により会期途中で閉幕となった