
ピアノの詩人、フレデリク・ショパンの全貌に迫る。「ショパン―200年の肖像」展が兵庫県立美術館で開催へ
いまも世界中で愛されるポーランド出身の作曲家、フレデリク・ショパン。その生誕から約200年が経ったいま、自筆の楽譜や手紙、油彩画、版画、ポスターなど約250点からその音楽と生涯を明らかにする展覧会「ショパン―200年の肖像」が、兵庫県立美術館を皮切りに開催される。会期は10月12日〜11月24日。

いまも世界中で愛されるポーランド出身の作曲家、フレデリク・ショパン。その生誕から約200年が経ったいま、自筆の楽譜や手紙、油彩画、版画、ポスターなど約250点からその音楽と生涯を明らかにする展覧会「ショパン―200年の肖像」が、兵庫県立美術館を皮切りに開催される。会期は10月12日〜11月24日。

アムステルダム国立美術館に展示されているレンブラントの代表作《夜警》が、2019年7月より「Operation Night Watch」として修復。修理の様子を一般公開するという前代未聞の取り組みに注目だ。

計画と実行の絵画。ベルナール・フリズの作品は、事前に色や刷毛の種類、描き始める位置など綿密にプランを練り、その計画を厳密に実行することで構成される。個展に際して来日した作家に、アーティストの梅津庸一が絵画との向き合い方について聞いた。

独自のモチーフ「クイックターン・ストラクチャー」を用いた作品で知られるアーティスト・大山エンリコイサム。その個展「INSIDE OUT」が、ニューヨーク・マンハッタンに位置するオフィスビルのロビーを主会場とした「Tower 49 Gallery」で開催されている。会期は2020年8月まで。

「見ることの不思議」を独自の絵画表現として深めてきた7名の画家による展覧会「みつめる-見ることの不思議と向き合う作家たち-」が、群馬県立館林美術館で開催される。作家は、浅見貴子、伊庭靖子、金田実生、児玉靖枝、津上みゆき、日高理恵子、水村綾子。会期は7月13日〜9月16日。

山縣俊介、倪力(Ni-Li)、井上瑞貴、渡邉洵によるグループ展「転回する与太話」が、アーツ千代田 3331内・アキバタマビ21で開催されている。会期は7月21日まで。

スイスを代表する女性アーティスト、ミリアム・カーンの個展「美しすぎることへの不安」が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催される。会期は7月27日〜9月14日。

第1回
美術の世界は著作権法をはじめとする様々な法律と密接に関わっている。そこで、このシリーズ「アートと法 / Art Law」では、「Art Law」を業務分野として掲げる日本で数少ない弁護士のひとり、木村剛大が約1年にわたり、様々な法学的視点からアートと法の関わりを紐解いていく。第1回は、プロローグとして現代美術を語るうえで欠かせない「レディメイド」を取り上げ、法的分析のために分類していく。

SFコミック『AKIRA』が新たに「完全版」としてアニメ化されることが原作者の大友克洋によって発表された。また、近未来の建設途上のスペースコロニーを舞台にした長編冒険物語『ORBITAL ERA』のプロジェクトも明らかになった。

アメリカのシンガー・ソングライター、ビリー・アイリッシュが村上隆とコラボレーションしたミュージック・ビデオ「you should see me in a crown」が話題になったことは記憶に新しい。そのビデオに使われたアニメーションの原画を展示する展覧会「The Making of Billie Eilish’s “you should see me in a crown” Official Video Takashi Murakami x Studio PONCOTAN」が、中野のAnimanga Zingaroで開催される。会期は7月10日〜23日。

今週スタートした展覧会のなかから、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。この機会をお見逃しなく。

世界遺産・清水寺を会場に、ICOM京都大会を記念した展覧会「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」が行われる。小説家・原田マハが監修する本展は、西洋近代絵画、現代美術、文学、マンガ、映画など、ジャンルを越えた作品が集結する、清水寺創建後1200年の歴史のなかで初の企画となる。会期は9月1日〜8日の8日間。

シルクのドレス「デルフォス」で知られる伝説的なファッション・デザイナー、マリアノ・フォルチュニ。そのファッションだけにとどらない仕事を多角的に紹介する日本初の展覧会「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展」が、東京・丸の内の三菱一号館美術館で開幕した。

『美術手帖』8月号の特集は、ベルリンを拠点に国際的に活躍するアーティスト・塩田千春。ベルリンのアトリエで収録した最新インタビューとともに、森美術館展覧会レポート、関係者への取材、半生と作品制作年代記、影響と交友関係、論考など、様々な角度から塩田千春の人生と作品にある思想に迫る。

2012年にスタートし、写真展や音楽イベントを行ってきた京都・清水寺の「FEEL KIYOMIZUDERA」プロジェクト。その一環として、陶芸作家・桑田卓郎による作品展「日々(にちにち)」が開催される。会期は8月3日〜25日。

7月5日発売の『美術手帖』 2019年8月号の特集は「塩田千春」。編集長・岩渕貞哉による「Editor’s note」をお届けします。

若手女性アーティストを中心に紹介する、東京・南青山のスパイラルガーデンで開催の展覧会シリーズ「Ascending Art Annual」。その第3回として、大小島真木、川越ゆりえ、笹岡由梨子による展覧会「うたう命、うねる心」が開催される。会期は7月4日〜23日。

近年、海外で大きく注目されている日本の彫刻家・名和晃平の香港初個展「Recent Works」が、7月19日〜8月29日にメガギャラリーとして知られているペースの香港支店で開催される。「Throne」「PixCell」などの代表シリーズが集結する本展の見どころとは?

日産自動車株式会社は7月4日、「日産アートアワード 2020」の開催ならびにファイナリスト5名を発表。4回目となる今回は、28組の候補者のなかから風間サチコ、土屋信子、潘逸舟(ハン・イシュ)、三原聡一郎、和田永の5名が選出された。

メディア・アートの先駆者として知られる藤幡正樹の個展「E.Q.」が、銀座の東京画廊+BTAPで開催される。会期は7月6日〜8月31日。