
2021年、アカデミー映画博物館がロサンゼルスに開館。オープニング記念企画展は「宮崎駿展」に
2021年4月30日、アメリカの映画芸術科学アカデミーが「アカデミー映画博物館」をロサンゼルスに開設。オープニング記念企画展として「宮崎駿展」が開催される。

2021年4月30日、アメリカの映画芸術科学アカデミーが「アカデミー映画博物館」をロサンゼルスに開設。オープニング記念企画展として「宮崎駿展」が開催される。

近現代の美術品を扱うマレットジャパンの最新オークションが、2020年9月10日の15時より東京・木場にて開催された。今回注目された作品の落札結果をレポートする。

太田市美術館・図書館の開館3周年記念展として、片山真理、吉江淳、清水房之丞の3名を取り上げる「HOME/TOWN」展が2021年2月11日〜5月30日に開催。現在、そのプレオンラインプロジェクトとして、「わたしのホームタウン」が開催されている。

奈良県の南部・東部の一帯である「奥大和」には、内なる声に耳を澄まし、歩く芸術祭「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」が誕生。会期は10月3日〜11月15日。

アクリル絵の具、鉛筆などを用いた抽象的な作品を発表し続けている浜田浄。その国内では3度目となる大規模個展「記憶の地層 -光と影-」が、神楽坂の√K Contemporaryで開催される。会期は9月19日~10月24日。

武田雄介の個展「眺望力 Prospects」が、愛知県名古屋市の山下ビルで開催されている。会期は9月20日まで。

当初、今年6月3日より国立新美術館、9月19日より島根県立石見美術館で開催予定だった企画展「ファッション イン ジャパン1945-2020―流行と社会」の新会期が決定した。

シャンパーニュメゾン「ヴーヴ・クリコ」のシャンパーニュ「ラ ・ グランダム」と、草間彌生がコラボレーションしたボトル 「ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム 2012 草間彌生 ギフトボックス 」 が日本で世界先行発売。これを記念し、伊勢丹新宿店本館1階の「ザ・ステージ」で体験型イベント「VEUVE CLICQUOT LA GRANDE DAME × YAYOI KUSAMA」が開催される。期間は9月23日〜9月29日。

「AFTERGLOW-光の破片をつかまえる」をタイトルに掲げたヨコハマトリエンナーレ2020。新型コロナウイルスの影響を受けながらも、世界でもいちはやく開幕に踏み切った国際展は何を伝えるのか。キュレーターの飯岡陸がレビューする。

国立京都国際会館を会場に、国内外のギャラリーが参加する新たなアートフェア「Art Collaboration Kyoto」が開催されることが明らかになった。

古今東西のアーティストによる様々な「眠り」の表現を紹介する展覧会「眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで」が、東京国立近代美術館で開催。国立美術館のコレクションから、ゴヤやルーベンス、河原温、塩田千春など33人のアーティストによる約120点の作品が一堂に会する。会期は11月25日〜2021年2月23日。

絵画とデジタルメディアを組み合わせることで知られているルクセンブルク出身のアーティスト、ミシェル・マジェルスと村上隆との関係性を探る展覧会「Takashi Murakami:Michel Majerus Superflat」が、ベルリンのミシェル・マジェルス・エステートで開催される。会期は9月12日〜2022年2月26日。

第2回
新型コロナウイルスが感染拡大する前の1月18日に開館したアーティゾン美術館で、石橋財団コレクションと現代美術家が共演するシリーズ「ジャム・セッション」の第1回として開催された「鴻池朋子 ちゅうがえり」展。野生の気配が立ち込め、五感に訴えかけるインスタレーションを会場全体につくり出した作家に、今回の展示について話を聞いた。

東京・虎ノ門の大倉集古館で、オーストリア・ウィーン近郊のロースドルフ城の陶磁器コレクションを紹介する特別展「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」が開催。第二次世界大戦により破壊されたコレクションや古伊万里の歴史を物語る名品が紹介される。会期は11月3日~2021年1月24日。

軽井沢にあるセゾン現代美術館では、新しい共生の時代を模索する展覧会「都市は⾃然展 CITY is NATURE」を開催中。会期は7月26日~11月23日。

アート・バーゼルとUBSが、ギャラリーに対する新型コロナウイルスの影響を分析する2020年中期調査「The Impact of COVID-19 on the Gallery Sector」を発表した。60ヶ国以上、795のギャラリーを対象としたこの調査によると、ギャラリーの売上高は前年より平均で36パーセント減少した。

世田谷区は、休止や規模の縮小を余儀なくされている民間文化・芸術施設に対し、映像配信事業に係る経費の一部として50万円を上限に補助金を交付することを発表した。

金沢21世紀美術館で開催された内藤礼の個展は、大小様々な展示室や光庭、通路といった空間と呼応するように構成された。コロナ禍のただなかに開催された本展における作家の変化について、ドキュメンタリー映画『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』(2015)を監督した中村佑子が論じる。

1992年に直島に竣工したベネッセハウスをはじめ、島の固有の文化や自然、コミュニティと一体となりながら、犬島や豊島でも展開されてきた「ベネッセアートサイト直島」。その非日常の島で、ここでしかできない体験を紹介する。

『美術手帖』 2020年10月号は「ポスト資本主義とアート」特集。本誌編集長・望月かおるによる「Editor’s note」です。