油性マジックで描く溝渕ゆう子の魂の表現。亜空間アートギャラリー「ブレインブルンギャラリー」が八王子にオープン

東京・八王子市に新たなギャラリー「BrainBrunnGALLERY(ブレインブルンギャラリー)」がオープンした。そのこけら落としとして、オーナーであり油性マジック画家でもある溝渕ゆう子の個展 「ブルン!展」が開催中だ。会期は2021年4月4日まで。

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デイヴィッド・ツヴィルナー、黒人女性を新スペースのディレクターに任命。スタッフも全員黒人に

ニューヨークに本社を置くメガギャラリーであるデイヴィッド・ツヴィルナーが、黒人ギャラリストのエボニー・ヘインズをギャラリーのディレクターに任命すると発表。マンハッタンに新たに設立するこのスペースでは、スタッフも全員黒人を雇用するという。

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世界中のクリエイターに向けるアワード「YouFab」をチェック。グランプリには名和晃平デザインのトロフィーも授与

FabCafe Globalと株式会社ロフトワークが2012年にスタートした、世界中のクリエイターを発掘するグローバルアワード「YouFab Global Creative Awards 2020」が、2020年10月31日まで作品募集を行っている。グランプリと準グランプリの受賞者には、1000ドル〜2000ドルの賞金のほか、名和晃平/SANDWITCHによるトロフィーも授与される。

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バンクシーの“商標権争い”が投げかける諸問題。知財に詳しい弁護士に聞く

バンクシーの代表作のひつとである《花を投げる男(Flower Thrower)》。この商標権について、欧州連合知的財産庁(EUIPO)は無効とする決定を下した。バンクシー本人側が敗れたこの決定は何を意味するのか。バンクシーに詳しい鈴木沓子が、シティライツ法律事務所の水野祐弁護士と、石井・髙畑法律事務所の石井宏之弁護士の両氏に話を聞いた。

INSIGHT

珠玉の版画作品が問いかける。「日本美術史とは、何か?」 小金沢智評「もうひとつの日本美術史  近現代版画の名作2020」展

明治から平成にかけての版画の名作約300点により、日本の近現代を振り返る展覧会が福島県立美術館にて開催された。これまで日本の美術の歴史を語るうえであまり光が当てられることのなかった「版画」を文脈として、地方から見えるもうひとつの近現代日本美術史を編み直す。版画表現の歴史を振り返りながら、キュレーターの小金沢智が本展をレビューする。

REVIEW

芳香が充満する展示室のなかで AKI INOMATA評「廣瀬智央 地球はレモンのように青い」展

イタリア・ミラノを拠点に活動する廣瀬智央の個展がアーツ前橋にて開催された。1997年に発表した、約3万個のレモンを用いる《レモンプロジェクト 03》のほか、イタリア渡航以後に発表した初期作品や国内未発表作品、そして新作を含めた約100点でこれまでの廣瀬の活動を展覧。本展を、アーティストのAKI INOMATAがレビューする。

REVIEW

第3回

やわらかい手つきで静かにとらえられる関係性を。「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」キュレーター・服部浩之インタビュー

2019年に行われた第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示。同展の帰国展「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」が、アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)で開催されている。同展のキュレーターを務める服部浩之にここまでの経緯や企画主旨を聞いた。