10月25日に開館を迎えるヨックモックミュージアム(東京・南青山)。その入館予約が2日に始まった。
ヨックモックミュージアムは、「シガール」で知られるヨックモックによる美術館で、同社取締役会長兼同館館長・藤縄利康が精選し、ヨックモックグループとして30年以上かけて集めたピカソのセラミック作品などのコレクションを中心に美術品を展示する。
オープニング記念展では、ピカソ研究者の松井裕美をゲスト・キュレーターに迎え、ピカソのセラミック作品を中心とした展覧会「ピカソ:コート・ダジュールの生活」展(10月25日~2021年9月26日)を開催する予定だ。
同館では、新型コロナ感染拡大防止と快適な鑑賞環境の確保のため、最少人数での入場制限を実施。一部当日券はあるものの数に限りがあるため、事前予約を推奨している。
また予約開始にあわせ、個人会員の募集も始まった。年会費は5500円(税込)で有効期限は入会から1年間。会員は展覧会期間中、何度でも入館が無料になるほか、美術館招待券2枚がもらえる。また1回分のアートセッション(3300円)の無料体験や、美術館のイベント情報がオリジナルはがきで届くという。