CCBTが原宿を拠点に再始動
アートとデジタルテクノロジーを通じて、人々の創造性を社会に発揮するための活動拠点「シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]」が、渋谷から原宿に移転。12月13日にリニューアルオープンした。
CCBTは、2022年に渋谷で開所以来、アーティスト、デザイナー、エンジニア、研究者など、多様な専門性や視点を持つプレイヤーが集う場を創出。5つのコアプログラム「アートインキュベーション」「ショーケース」「ワークショップ」「キャンプ」「ミートアップ」を軸に、参加者との共創を通じて、東京という都市を舞台に様々な創造的実験に取り組んできた。
移転先は、竹下通りにほど近い商業エリアの一角。若者文化の発信拠点でありながら、子供から高齢者まで幅広い層がアクセスしやすいこの場所を、「どこにでもある日常に接続しやすい場所」ととらえ、引き続き発信と共創を実践していくという。
このリニューアルオープンに際し、CCBTのクリエイティブディレクターを務める小川秀明は次のようにコメントしている。「CCBTはギャラリーでも美術館でも、研究機関でもない。アート×テクノロジーでよりよい街を目指すことをミッションに、市民とともに新たな未来をプロトタイプしていくための文化拠点として活動を展開していく。今後の動きもぜひ楽しみにしてほしい」。

































