
バンクシーが旧刑務所の外壁で新作を発表。そこに込められた意味を読み解く
バンクシーが「Create Escape」と題した新作の映像を公開。アメリカの画家でテレビ番組『ボブの絵画教室』で知られるボブ・ロスを引用したこの映像でバンクシーが伝えようとしたメッセージとは?

バンクシーが「Create Escape」と題した新作の映像を公開。アメリカの画家でテレビ番組『ボブの絵画教室』で知られるボブ・ロスを引用したこの映像でバンクシーが伝えようとしたメッセージとは?

政府は3月5日の閣議で、次期文化庁長官を決定。作曲家の都倉俊一が4月1日付で就任する。

チームラボが、アートとサウナによる新しい展覧会「チームラボ&TikTok, チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木」を3月22日から8月31日までの半年間限定でオープン。新作を含む展示作品や、施設の詳細が発表された。※会期は11月23日まで延長された。

福岡県立美術館は、3月29日に同館初の取り組みとして「福岡県立バーチャル美術館」を公開。コロナ禍で移動がままならないなか、オンラインで所蔵作品に触れてもらう試みだ。

第38回
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第38回は、様々な著名人に扮装し続けるスギノイチヲを紹介する。

第18回
雑誌『美術手帖』の貴重なバックナンバー記事を公開。2月は、現在開催中の「平成美術:うたかたと瓦礫(デブリ)」展にあわせて、2019年6月号「平成の日本美術史 30年総覧」特集より、5名の執筆陣が平成美術をさまざまな切り口から分析したコラムを掲載する。

イタリア・フィレンツェにあるウフィツィ美術館が、そのコレクションの一部を周辺地域の町や村の60以上の場所で分散展示することを計画していることがわかった。

東武博物館にて企画写真展「会社に運動会があった頃〜一企業が捉えた昭和30年代の街・ひと・くらし」が2020年9月から11月に開催された。東武鉄道の社内報に掲載するために撮影された写真を中心に、東武鉄道沿線の風景や風俗、人々の暮らしをとらえた60点を展示。その展示スタイルからみえた展覧会のそのもののあり方を、インディペンデント・キュレーターの若山満大が考察する。

東京・八王子エリアを拠点に活動し、国内外で活躍する千葉正也の大規模な個展が、東京オペラシティアートギャラリーで開催されている。千葉は、紙粘土や木片で人型のオブジェを制作し、身の回りの品々とともに周到に配置した仮設の風景をつくったうえでそれを絵画化するという代表的な手法を中心に、映像、インスタレーション、パフォーマンスなど様々な方法を用いて作品を発表する。自身の絵画作品をダイナミックに配置し、様々なオブジェクトや生きたカメをも共存させる展示空間をつくりあげた本展を機に、その絵画やペインターとしての独自性を、美術家、美術批評の石川卓磨が論じる。

『美術手帖』4月号は「アーカイヴの創造性」特集。概念の現代的意義と広がりを考え、保存修復や記録、再制作、作品を通じた記憶の継承まで多様な実践を紹介する。

『美術手帖』2021年4月号は「アーカイヴの創造性」特集。雑誌『美術手帖』編集長・望月かおるによる「Editor’s note」です。

自動車販売事業を中心に行う株式会社マツシマホールディングスが、京都市内に「MtK Contemporary Art」をオープン。現代美術作家であり京都芸術大学大学院教授の鬼頭健吾がディレクションする。

3月2日に発売されたアニメ評論家・藤津亮太の著書『アニメと戦争』(日本評論社)。アニメに登場する様々な戦争の系譜をたどり、社会との関係を問い直す同書の装丁には会田誠《ザク(戦争画RETURNS 番外編)》(2005)が選ばれている。なぜ、会田誠の「戦争画」が同書に必要だったのか、その理由を藤津が綴る。

文化庁は令和2年度(第71回)の芸術選奨受賞者を発表。美術関係者では青木野枝、宮島達男、宇川直宏らが大臣賞に選ばれた。

1970年の大阪万博においてフランソワ・バシェが来日して制作した「バシェ音響彫刻」が、2020年11月〜12月に京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAにて5基が展示。2010年より開始した修復・復元プロジェクトとあわせて紹介された。映像作家の稲垣貴士がレビューする。

世界三大オークションハウスのひとつであるフィリップスが2020年、7億6040万ドル(約812億円)の総売上高を記録。アジア市場では大幅な成長を遂げており、昨年同社香港のオークションに出品された日本人作家の作品は100パーセント落札された。

ジェームズ・タレル「Skyspace」シリーズの新作が、5月29日にアメリカ・マサチューセッツ現代美術館の敷地内で公開される。直径・高さ約12メートルの本作は同シリーズとしては過去最大級。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)がアメリカのコレクター、ヘレン・コーンブラムから女性写真家による100点の写真作品の寄贈を受けたことがわかった。2022年には、これらの作品を中心とした展覧会の開催や学術的な図録の出版も予定している。

公益財団法人大林財団が2017年にスタートさせた、2年に1度の助成制度「都市のヴィジョン − Obayashi Foundation Research Program」。その第3回助成対象者がエキソニモ(exonemo)に決定した。

東京・東陽町のマレットジャパンが、3月20日に作家・村上春樹に関連する作品のオークションを開催する。