
あなたのアイデアが街を変える。賞金総額200万円、三井不動産「クリエイター特区」がアイデア募集を開始
三井不動産は12月14日、創立80周年を機に推進している「未来特区プロジェクト」のうち、文化領域を担う「クリエイター特区」を盛り上げるアイデアの一般募集を開始した。賞金総額は200万円。

三井不動産は12月14日、創立80周年を機に推進している「未来特区プロジェクト」のうち、文化領域を担う「クリエイター特区」を盛り上げるアイデアの一般募集を開始した。賞金総額は200万円。

エロティックな表現や荒唐無稽な物語を折り込みながら映像作品をつくる高田冬彦。WAITINGROOMで行われた個展「LOVE PHANTOM 2」では思春期の少年の性をテーマにした新作映像『The Princess and the Magic Birds』ほか2点の新作を展示した。宗教や神話、性、ジェンダー等のテーマが入り混じった同展を、ANB Tokyoディレクターでキュレーターの山峰潤也がレビューする。

メゾン創設者であるルイ・ヴィトンの生誕200周年を記念し、200名のアーティスト・クリエイターが再解釈した200点のトランク。これが、巡回展「200 TRUNKS, 200 VISIONARIES: THE EXHIBITION 」として、一堂に会する。

機会均等の支持を目的としてフランスのライフスタイルブランド「LACOSTE(ラコステ)」が、オンラインギャラリー「ラコステギャラリー」をオープンさせた。ヴィンテージポスターや初代クリエイティブディレクターによるデザインなどの作品を販売し、その収益のすべてをラコステ財団の提携団体に寄付するという。

アーティストコレクティブ「パルナソスの池」が、昨年に続いて池袋を舞台にしたアートプロジェクト「池袋モンパルナス 2.1 -水脈を巡って-」を開催する。「池袋モンパルナス」と呼ばれる東京の要町・椎名町・南長崎エリアに張り巡らされた文化の水脈をたどるような展覧会を4会場で同時多発的に行う。

コロンビア出身のアーティスト、オスカー・ムリーリョは絵画やドローイングをはじめ、彫刻、映像、共同プロジェクトなど多様な手法を用いて制作を行ってきた。タカ・イシイギャラリーで開催された個展「geopolitics(manifestations)」では、様々な要素のコラージュによる力強い新作ペインティングを発表。1980年代のニュー・ペインティングの反復ともとらえられる作品群は現代において何を示唆するのか、清水穣がレビューする。

20世紀の日本の現代美術を牽引した松澤宥(1922〜2006)。松澤が生涯を過ごした長野・下諏訪町で「松澤宥生誕100年祭」が開催される。

代々木駅前にあるギャラリー「TOH」。そこでタロットカードの「塔」をテーマにした「セラピー」型の作品を中心にした中島りかの個展が開催された。代々木駅という立地やタロットカードというキーワードから、美術批評の中島水緒が、展覧会の内側と外側、両方向から見たレビューを展開する。

グリコのランナー姿で走る《ダリコ》など「ポップ・ハプニング」と称するパフォーマンスや、2度にわたる東京都知事選挙への立候補で知られる美術家の秋山祐徳太子。その東京都知事選に関する資料を集めた展覧会「秋山祐徳太子と東京都知事選挙」が、ギャラリー58で開催された。秋山が政治という形式に何を見出したか、そして何を目指したのか、椹木野衣が論じる。

第22回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1990年5月号の特集「エコロジーとアート」を紹介。

「山口ゆめ回廊博覧会」の一環として、山口県宇部市にあるときわ遊園地を舞台に、メディア・アートで遊園地を彩る「TOKIWA ファンタジア 2021」が開催されている。アートが遊園地と溶け込むようなこのイベントを通じて見えてきた、観光事業におけるアートのあるべき立ち位置とは?

アジアを拠点にミュージアムやアート・ビレッジなどを運営している「K11」ブランドの創設者であり、『ArtReview』誌の「Power 100」ランキングに8年連続ランクインされているアート界のビッグプレイヤーであるエイドリアン・チェン。K11の展示企画や今後の計画などについて、エイドリアンにメールインタビューを行った。

果物や植物など様々な室内空間を描いており、またテニスやバスケットボールなどスポーツをモチーフにした作品で知られるアーティスト、ジョナス・ウッド。その新作展が11月23日からガゴシアン香港で開催されている。本展を機に、ジョナス・ウッドに制作プロセスや作風の変化などについてインタビューを行った。*The English version is below the Japanese.

銀座 蔦屋書店GINZA ATRIUMで個展「TOKYO MONSTER, reloaded」がスタートする清川あさみ。ファッション表現をテーマに、その背後に潜む願望や虚栄心の表れを「モンスター」になぞらえたシリーズの新作を手がけた経緯とは?

織物で知られる山梨県富士吉田市で、「織りと気配」をテーマに町のテキスタイル産業とアート表現の創造的な対話から、未来の産業とアートの新しい可能性を見いだす「FUJI TEXTILE WEEK 2021」がスタートした。10組の現代アーティストと富士吉田の16の機屋(はたや)が町を展示空間に多様に展開する。

今年10月には「愛はゴミ箱の中に」が28億円超で再落札されたバンクシーだが、今回発表された新作は、誰でも買えるチャリティTシャツだ。

ニューヨークとボルチモアにある2つのギャラリーで、日本人・日系人作家達によるグループ展「スウィートホーム Sweet Home」が同時開催された。これまでの「日本人らしさ」とは異なるかたちで10名の作家をプレゼンテーションした本展から見えてくる、新世代の可能性とは?

現在、住人の退去と区分所有のカプセル売却が進んでいる「中銀カプセルタワービル」。黒川紀章が手がけたこの名建築は今後どのような道をたどるのか? 「中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」の前田達之に話を聞いた。

新進アーティストの支援を目的に設立された現代美術のアワード「TERRADA ART AWARD 2021」が各審査員賞を発表。持田敦子、山内祥太、川内理香子、久保ガエタン、スクリプカリウ落合安奈の5組が選出されたファイナリスト展が東京・天王洲の寺田倉庫で開幕した。会期は12月23日まで。

写真家・日比遊一の新作を紹介する写真展「foto arigato」が開催。フィルムカメラの魅力に迫るワークショップも開催される