
中国アートフェアに新しい風。 「Art Chengdu(アート・チェンドゥ)」をレポート!
中国・成都市では初となる現代美術のアートフェア「Art Chengdu(アート・チェンドゥ)」が2018年4月25日から3日間にわたって開かれた。1981年生まれの実業家兼コレクターが創設したこのアートフェア。会場の様子をレポートでお届けする。

中国・成都市では初となる現代美術のアートフェア「Art Chengdu(アート・チェンドゥ)」が2018年4月25日から3日間にわたって開かれた。1981年生まれの実業家兼コレクターが創設したこのアートフェア。会場の様子をレポートでお届けする。

アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館で、年に一度開催される服飾部門による展覧会が2018年5月10日に開幕した。タイトルは「天国の身体:ファッションとカトリックのイマジネーション」。ガラ・パーティーでの各国セレブリティたちによる華々しい宗教画モチーフのドレスアップも話題になった今年。その展覧会の内容とは?

第18回
アーティストのミヤギフトシによる連載。今回からは本にとどまらず、映画、音楽、ゲームなど、さらに幅広い作品をレビューしていく。第18回で取り上げるのは、ミヤギが映像作品や小説で引用してきたRPG『FINAL FANTASY X』(FF10)『FINAL FANTASY XV』(FF15)。少年時代から熱中してきたゲームの世界観、そしてキャラクターのあり方から、ミヤギが感じ取ったものとは(※『FF10』『FF15』やFFシリーズのネタバレを含みます)。

2003年度より文化庁が芸術家、文化人、研究者等の文化に携わる人々を一定期間諸外国へ派遣する「文化庁文化交流使事業」。この2018年度文化庁文化交流使が決定。アーティスト・田中功起ら4名が交流使として派遣される。

美術作品の史上最高予想落札をつけた作品として注目を集めていたアメデオ・モディリアーニの《横たわる裸婦》が5月14日、1億5720万ドル(約172億円)で落札された。

2018年は江戸へ琳派を根付かせた酒井抱一の没後190年、およびその弟子である鈴木其一の没後160年を迎える年だ。それを記念して、東京・広尾の山種美術館では琳派の伝統をたどる特別展「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」を2018年5月15日から7月8日まで開催。17世紀の俵屋宗達から20世紀の田中一光まで、デザイン性豊かな琳派のスタイルの系譜を探る本展。その見どころをお届けする。

ベルリンを拠点に活動するオーディオビジュアル・アーティスト、黒川良一。2010年アルスエレクトロニカにてデジタル音楽 & サウンドアート部門の大賞を受賞するなど、海外を中心に映像と音を用いたインスタレーション作品を発表してきた。日本では初となった黒川の個展を、サウンドアート研究の金子智太郎がレビューする。

東京・初台のHAGIWARA PROJECTSが、シカゴのギャラリー・Devening Projectsに所属する4名の作家のグループ展「Warm Front」を開催する。会期は5月19日〜6月10日。

若手クリエイター向けの個展開催の権利が与えられるコンペティションとして回を積み重ねてきた「1_WALL」。このコンペでは、グランプリ受賞者には、約1年後のガーディアン・ガーデンでの個展の開催の権利と、個展制作費として20万円が支給される。その第19回の公募が5月28日より始まるのを前に、第16回でグランプリとなった千賀健史(写真部門)と時吉あきな(グラフィック部門)が対談。受賞者である二人が語る「1_WALL」の魅力とは?

恐山のイタコや即身仏、出羽三山など様々な「異界」を写し取ってきた写真家・内藤正敏。その回顧展「異界出現」が、東京都写真美術館で始まった。60年代の初期作から近作まで約200点におよぶ作品を展覧する本展の見どころとは?

東京・銀座の老舗ギャラリー、ギャルリーためながで没後50年を迎える藤田嗣治展が開催される。同ギャラリーは、創始者の為永清司が藤田と親しく交流していたというゆかりをもつ。会期は2018年7月20日から9月30日まで。

「もの派」を代表する作家・菅木志雄の個展「放たれた縁在 Released Existence on Edge」が、東京・銀座のGINZA SIX6階にあるギャラリー「THE CLUB」で始まった。同ギャラリーでは初となる菅木志雄展で見せるものとは?

芸術家、絵本作家、デザイナー…様々な分野で多くの作品を残したブルーノ・ムナーリ。その多才なムナーリの仕事を一望できる展覧会「ブルーノ・ムナーリ 子どもの心をもちつづけるということ」が、神奈川県立近代美術館で開催中だ。ブルーノ・ムナーリとはいったい何者か?その創造の裏側と魅力、そして展覧会の見どころについて、担当学芸員の髙嶋雄一郎に話を聞いた。

ゲームで用いられる道具やルール、言葉、イメージ、物語を多用し、再構成する手法で作品を制作して注目を集めるうしおの個展が、gallery N 神田住宅にて開催される。会期は2018年6月2日〜23日。

自身が「観察映画」と呼ぶ独自の手法で、ドキュメンタリー作品を製作してきた映画監督の想田和弘。アメリカン・フットボールのスタジアムを題材とした新作映画『ザ・ビッグハウス』が、6月9日より公開される。

「自販機のある風景」写真で知られ、国内はもとより、CNNやBBCなど、多くの海外メディアでも注目を集めている大橋英児の個展「Roadside Lights/ Being there」が、東京・渋谷のCASE TOKYOで開催される。前期と後期で展示替えがあり、会期は5月19日〜6月23日。

子役時代からその確固たる演技力が認められてきた女優・安達祐実を被写体に、れもんらいふ代表の千原徹也がドローイング、コラージュ、デザインを施して作品を制作。その作品の展示、販売が台北の注目スポットである崋山1914内ギャラリーで開催される。会期は2018年6月1日〜3日。

箱根のポーラ美術館が、美術館敷地内の森で宿泊キャンプが体験できるアウトドアイベント「FOREST MUSEUM 2018」を開催する。期間は8月25日、26日の2日間。

アーティスト集団「Chim↑Pom」のメンバー・エリイが5月8日、インターネット放送局「占いTV」にて『Chim↑Pomエリイの占い実験実行犯 エリマニ』をスタートした。古今東西をテーマとしたこの番組は多彩なゲストを迎え、隔週で放送される。

「第33回国民文化祭・おおいた2018/第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」として、「おおいた大茶会」が大分県全域で10月6日〜11月25日に開催される。毎年開催される国民文化祭において大分県が提示した独自性は、地理的特徴の上に成り立つ文化をめぐる「カルチャーツーリズム」という取り組みだ。