台北の華山1914は、複数のイベントスペースやショップ、カフェや映画館などが立ち並ぶ、地元の若者や子連れに人気のスポットだ。日本統治時代の酒工場の跡地を利用しており、当時の趣を残しながら最新のカルチャーを楽しむことができる。
そんな華山1914で、日本発信のアートイベント「CONNECT-ASIA 2018」が6月1日〜3日に開催される。17年に開催された初回では、日本や台湾のクリエイターたちによるアパレルや雑貨などが発表され、大好評を呼んだイベントだ。第2回目となる今回は、前回の倍の規模が予定されている。
このなかで、女優・安達祐実を被写体に、デザインオフィス・れもんらいふ代表の千原徹也がドローイング、コラージュ、デザインを施し、制作した作品15点が展示・販売される「questions 〜安達と変と新しいをまぜるとアートになる〜」展が開催される。
千原徹也は1975年京都府生まれのアートディレクター、グラフィックデザイナー。れもんらいふ代表として、様々な広告やファッションブランディング、CDジャケット、装丁など、幅広い分野のデザインを手がけている。本展初日のオープニングイベントでは、安達と千原の両者が登壇し、トークイベントも開催されるほか、猿田彦珈琲によるサーブも行われる予定。
勢いのある台北のアート・カルチャーに、二人の作品がどのように受け入れられるのかに注目したい。なお、同展覧会は日本でも開催が予定されている。