「CURATION⇄FAIR Tokyo」のアートフェアが開幕。親密な邸宅空間でコレクションのあり方を想像する

登録有形文化財・kudan houseを会場に、「CURATION⇄FAIR Tokyo」のアートフェアのパートが開幕した。キュレーション展覧会で共有された鑑賞の文脈をもとに、邸宅空間のなかで作品の購入や展示のあり方を考える試みとして、21軒のギャラリーが参加している。会場の様子をレポートする。

NEWS / MARKET

「万博」は何をもたらしたのか。山本浩貴評「エヴ・カデュー J’AI VU LE FUTUR / 私は未来を見た」

奈良にあるMOMENT Contemporary Art Centerで開催されたカナダ出身の写真家エヴ・カデューによるアジア初個展「J’AI VU LE FUTUR / 私は未来を見た」を文化研究者・山本浩貴がレビュー。世界各地に点在する万博跡地を撮影した代表シリーズ「J’AI VU LE FUTUR(私は未来を見た)」が、万博イヤーに開催された意味を読み解く。

REVIEW

PREMIUM

物語を排除することで、物語が立ち上がる。System of Cultureが語る、AIと協働する理由

System of Cultureの1年ぶりとなる個展「Exhibit 8:Pieces of Narratives」がMAHO KUBOTA GALLERY(東京)で開催された。31枚の写真からなる新作《Pieces of Narratives》を作家は「複数枚の写真からなる物語のデータベース」と呼ぶ。SNSとAIによってイメージが無限に流通し、出来事が即座に“物語化”されては消費される時代に、写真はどのように「語り」を引き受け、あるいは拒むことができるのか。キュレーター・研究者の金秋雨がSystem of Culture(小松利光)に制作の背景と方法論を聞いた。

INTERVIEW

「YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」展(国立新美術館)開幕レポート。30年の時を経て届く混迷の現代のためのメッセージ

国立新美術館で「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート」展がスタート。約60名の作家と100点におよぶ作品を通じて、1990年代英国アートの創造的エネルギーと、その社会的インパクトを多角的に検証する展覧会だ。会場の様子をレポートする。

NEWS / REPORT

PREMIUM

注目集まる中東で、「アート・バーゼル・カタール」がついに開幕。市場を試すギャラリーと、フェアを越える都市のプラットフォーム

初開催となったアート・バーゼル・カタール(2月5日〜7日)は、アートマーケットが世界的に減速するなか、ギャラリーにとって中東市場の可能性を見極める試金石となった。いっぽうで同フェアは、会場内にとどまらず、市内各地の美術館や公共空間、自然景観を巻き込むプログラムを展開し、都市全体をプラットフォームとする文化的枠組みを提示したといえる。本稿では、同フェアの実像と、その外側で広がる動きをオープニングに訪れたジャーナリストがレポートする。

NEWS / REPORT

PREMIUM

すずえりインタビュー:美術家として、女性として、科学を取り扱うこと

楽器や自作回路を組み合わせた実験音楽やインスタレーションの制作を行うすずえり(鈴木英倫子)は、「第18回 shiseido art egg賞」を受賞した個展で発明家の一面を持つ女優ヘディ・ラマーを題材とし、通信技術と女性の身体性の変容を表現した。公募への挑戦から、実在の人物を起点とする独自の制作プロセス、そして表現の根底にある思考の軌跡まで、受賞を果たした作家の創作について話を聞いた。

INTERVIEW