京都市京セラ美術館で「KUNIYOSHI IMMERSIVE ART in 歌川国芳展」が開催される。会期は7月18日~9月23日。
歌川国芳(1797〜1861)は江戸時代後期に武者絵から戯画、美人画まで幅広いジャンルの浮世絵を手がけた「奇想の絵師」として知られている。会場では国芳の作品世界が最先端のデジタル技術によってダイナミックに表現される。
浮世絵が躍動するデジタル空間への没入
本企画は、国芳の多彩な表現を約200点の作品によって紹介する展覧会「浮世絵スーパークリエイター 歌川国芳展」の展示のひとつとして実施されるものだ。これまで多数の動員を記録してきた「動き出す浮世絵展」のスピンオフ作品という位置づけであり、国芳の浮世絵50点以上をもとにした3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを展開する。会場では、体感型デジタルアートミュージアムとして《宮本武蔵の鯨退治》(1847頃)や《相馬の古内裏》(1845頃)などの大胆な構図で知られる作品群が立体映像空間内で再構築される。


なお、「浮世絵スーパークリエイター 歌川国芳展」では、国芳が得意とした武者絵にくわえ、西洋絵画の表現を取り入れた風景画や、特徴を捉えた役者絵など、その多角的な制作を俯瞰できる構成。展示作品には、寄せ絵として知られる《みかけハこハゐがとんだいゝ人だ》(1847頃)や、国芳の無類の猫好きであった一面がうかがえる《其まゝ地口猫飼好五十三疋》(1848頃)なども含まれる。























