書評:萩原弘子『展覧会の政治学と「ブラック・アート」言説──1980年代英国「ブラック・アート」運動の研究』

1980年代に「ブラック・アート」研究を始め、その領域では第一人者とも言える萩原弘子が2022年に刊行した書籍『展覧会の政治学と「ブラック・アート」言説──1980年代英国「ブラック・アート」運動の研究』の重要性を、文化研究者・山本浩貴が読み解く。

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石田徹也、ニューヨークで響いた「不安なる自己」。ガゴシアンが描く国際的評価への道

1990年代の日本社会を鋭く描き出した画家・石田徹也。その国際的評価向上の舞台裏に迫るべく、ガゴシアンのマネージング・ディレクター、ニック・シムノヴィッチと、2023年に石田のニューヨーク初個展をキュレーションしたチェチリア・アレマーニに話を聞いた。

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第32回

[ARTIST IN FOCUS]檜皮一彦:ローカル・ルールの外に出て、アートの可能性を問い続ける

身体性をテーマに、映像作品やパフォーマンス、自身も移動に用いる車椅子を素材にしたインスタレーション作品をつくり続ける檜皮一彦。横浜美術館や大阪・関西万博での展示に際して、幼少期のこと、車椅子と作品の関係、そしてアートへの思いを聞いた。

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第31回

[ARTIST IN FOCUS]近藤亜樹:絵を通して、世界の起源に、そして自分自身に触れるということ

日常的に目にする事象や人々、植物といったモチーフを通して、生命や他者への慈しみを、力強い色彩と躍動感あふれる筆致で描き続ける近藤亜樹。水戸芸術館での個展に際し、制作の方法論、絵と空間、そして生きることと描くことの関係について話を聞いた。

「表現者は街に潜伏している そして、ショッピングセンターは街そのものである」(パープルーム ダイエー海老名店)会場レポート

アーティスト・梅津庸一が主催するパープルームが、神奈川・海老名のダイエー海老名店にギャラリーをテナント出店。そのこけら落としとなる展覧会「表現者は街に潜伏している そして、ショッピングセンターは街そのものである」が開幕した。会期は9月28日まで。会場の様子を紹介する。

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