EXHIBITIONS

江戸東京博物館リニューアル記念特別展

大江戸礼賛

2026.04.25 - 05.24

《東都両国ばし夏景色》橋本貞秀/画(1859)東京都江戸東京博物館

 東京都江戸東京博物館で、江戸東京博物館リニューアル記念特別展「大江戸礼賛」が開催される。

 2022年から休館していた東京都江戸東京博物館が、約4年ぶりにリニューアルオープンした。再開館後初の特別展となる本展は、出品作品約160件のすべてを当館の所蔵品で構成。選りすぐりの逸品と初出品資料を軸に、都市「大江戸」の魅力に迫る。

 徳川家康が幕府を開き、政治の中心となった江戸では、江戸城を中心に武家屋敷が立ち並ぶ「武士の都」が形成された。戦のない泰平の世において、甲冑や刀剣などの武具類、武家女性の婚礼に用いられた調度類は、家格や権威を象徴するものとなった。

 いっぽう、18世紀初頭に人口100万人を擁する大都市となった江戸では、商人や職人ら町人の手により多彩な娯楽や文化が花開いた。「二時の相撲、三場の演劇、五街の妓楼」といわれた相撲・歌舞伎・吉原は賑わいをみせ、浮世絵などの出版物はその熱気を広めた。また、火消の活躍や、趣味・学問を介した文化人たちの交流による文学や芸術作品の創出にも注目する。

 会場では、東洲斎写楽《市川鰕蔵の竹村定之進》や葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》などの浮世絵から、明珍派の甲冑、武家火消・町火消の装束、収蔵後初披露となる資料・作品を展示する。