EXHIBITIONS

都美術館開館100周年記念

アンドリュー・ワイエス展

2026.04.28 - 07.05

《クリスティーナ・オルソン》(1947)マイロン・クニン・コレクション、ミネアポリス Myron Kunin Collection of American Art, Minneapolis, MN
photo: Curtis Galleries, Inc. ©2026 Wyeth Foundation for American Art / ARS, New York / JASPAR, Tokyo

 東京都美術館で、都美術館開館100周年記念「アンドリュー・ワイエス展」が開催される。

 アンドリュー・ワイエス(1917~2009)は、アメリカ合衆国のペンシルヴェニア州チャッズ・フォード生まれ。ワイエスは、父ニューウェル・コンヴァース・ワイエスの手ほどきを受けて画家の道へ進んだ。生涯にわたり故郷のペンシルヴェニア州と夏を過ごしたメイン州を拠点に身近な世界を精緻に描き続け、2007年にはアメリカ合衆国の芸術勲章を授与された。同時代の前衛的な芸術からは距離を置き、アメリカの土地や歴史、人々の姿を描き出した国民的画家として知られる。

 本展では、ワイエスの作品に数多く描かれる窓やドアなどの境界を示すモティーフに着目し、その表現を紹介する。眼前にある情景の再現描写にとどまらず、作家自身の精神世界が反映された作品群を展示。ワイエス没後、日本国内では初めての展覧会として、私的な世界とのつながりや境目として機能する境界の表現に注目する。