
国立科学博物館、6月1日に再開へ。1回50人の予約制導入
東京・上野の国立科学博物館は、6月1日に再開することを発表した。新型コロナウイルス感染防止対策として、予約制を導入する。

東京・上野の国立科学博物館は、6月1日に再開することを発表した。新型コロナウイルス感染防止対策として、予約制を導入する。

3月21日に開館予定だった京都市京セラ美術館。新型コロナウイルスの影響で開館延期を続けてきた同館が5月26日、ついに開館を迎えた。

2月末から新型コロナウイルスの影響で臨時休館を続けてきた京都国立近代美術館が、5月26日に再開。国立美術館では初の再開となった。

国立西洋美術館は、今年7月からの開催を予定していた「スポーツinアート展」の中止を発表した。

今年で開館20周年を迎えるうらわ美術館が、新たにウェブサイト「Art into Life」をローンチ。サイト上では、同館のTwitterやYouTubeで展開される様々なコンテンツを紹介する。

香港のアートセンター・「大館(タイクン)」が企画・運営し、大阪の国立国際美術館とシンガポール美術館のコレクションを中心に構成する展覧会「言葉が通じない」が、5月25日に大館で開幕した。加藤翼や白髪一雄などによる23点の作品や、関川航平、高山明によるふたつの新たなコミッション作品が展示されている。

新型コロナウイルスの影響により、国際的な文化芸術交流、日本語教育、日本研究といった事業が中止や延期を余儀なくされている。この文化危機に対して国際交流基金アジアセンターが、助成プログラム「アジア市民交流助成」を立ち上げた。

文部科学省所管の独立行政法人である日本芸術文化振興会は、「文化芸術復興創造基金」を創設。一般からの寄付をスタートさせた。

超党派の文化芸術振興議員連盟は25日、新型コロナで影響を受ける芸術文化活動従事者などに対し、総額500億円の緊急支援策を盛り込むように萩生田光一文部科学相に要望した。

新型コロナウイルスによって大きな影響を受ける芸術文化活動では、各国で様々な支援が行われている。ここでは、フリーランサーを重視するイギリスの文化政策について、その具体的内容と背景をAIR Lab アーツ・プランナー/リサーチャーの菅野幸子が論説する。

詩人として多彩な活動で注目を集める最果タヒとグラフィックデザイナーの佐々木俊が、京都にあるホテル「HOTEL SHE, KYOTO」内の3室で「詩のホテル」を展開している。部屋のそこここに最果の詩が散りばめられたこの一室に東北芸術工科大学専任講師・小金沢智が宿泊。その体験を通じてレビューする。

第13回
『美術手帖』創刊70周年を記念して始まった連載「プレイバック!美術手帖」。美術家の原田裕規がバックナンバーから特集をピックアップし、現代のアートシーンと照らし合わせながら論じる。今回は1980年7月号の特集「TOKIO 1920s」を紹介。

第34回
新型コロナウイルスの影響で、会期途中で閉幕した展覧会や臨時休館となってしまった展覧会を紹介する「Museum from Home」。第34回は、開幕日が未定となっている兵庫県立美術館の特別展 「開館50周年 超・名品展」をご紹介します。

新型コロナウイルスの感染拡大が緩和してきた中国・北京では、コロナ時代における最初の大規模なアートイベント「Gallery Weekend Beijing 2020」が5月22日に開幕。その開催への取り組みを、ディレクター・王一妃(アンバー・ワン)のコメントとともに紹介する。

東京藝術大学大学院の国際芸術創造研究科で、同科教授・長谷川祐子監修のもと学生5名がキュレーションを行う展覧会「Alter-narrativesーありえたかもしれない物語ー」がオンラインで開催される。会期は6月1日〜30日。

東京・神宮前のMAHO KUBOTA GALLERYで、9名のアーティストが参加するビデオアートのグループ展「VIDEOTOPIA」が開催される。作品売り上げの10パーセントは「国境なき医師団」に寄付。会期は6月1日〜6月20日。

北京798芸術区にある私設美術館・木木美術館(M WOODS)は、Nintendo Switchのゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」でバーチャル美術館を開いた世界で最初の美術館だ。コロナ禍における美術館のオンラインでの取り組みについて、同館の共同創設者である晚晚(ワンワン)に聞いた。

アメリカ人アーティスト、ライアン・サリバンの日本初個展が、東京・GINZA SIX内のTHE CLUBで開催される。本展は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため現在休館中のGINZA SIXが再開次第、予約制にて観覧可能となる。色とりどりの顔料で着色された樹脂を用いて描かれるペインティングに注目だ。

箱根にあるポーラ美術館は、Nintendo Switch「あつまれ どうぶつの森」のなかで作品を飾れるように、同館所蔵作品を公開した。

「反芸術」運動に呼応した作品発表や、「天動説」をはじめとする大作絵画シリーズ、そして戦争画の研究でも知られる美術家・菊畑茂久馬が、5月21日、85歳で逝去した。