2018.9.6

写真の精髄をめぐる旅へ。
「代官山フォトフェア 2018」が9月に開催

一般社団法人日本芸術写真協会(FAPA)が2014年にスタートした「代官山フォトフェア」は、芸術写真の魅力にせまる多彩なプログラムを展開するフェア。今年は9月28日から30日までの3日間、代官山ヒルサイドフォーラム、ヒルサイドプラザにて開催される。

Kansuke Yamamoto It is Raining in Town My Room is Full of Fragments 1956

 「代官山フォトフェア」は、一般社会法人日本芸術写真協会(FAPA)が主催する写真に特化したアートフェアだ。第5回を迎える今年は、開催当初より参加してきた国内ギャラリー、書店、出版社に加え、国内外から新たな出展者が参加。さまざまな視点から芸術写真に迫り、その魅力を伝える。

 参加するのは、EMON PHOTO GALLERY、G/P gallery、hiromiyoshii、MAHO KUBOTA GALLERYMEM、nap gallery、PGITaka Ishii GalleryTaka Ishii Gallery Photography / Film、twelvebooks、Yuka Tsuruno GalleryYutaka Kikutake GalleryZEN FOTO GALLERYなど約30ギャラリー。

 3日間の会期中には、「自己表現の手段としての写真や映像」に焦点を当てたプログラムを開催。撮る側・撮られる側・見る側それぞれの意識と知覚に着目し、これからを見据えた写真や映像メディアを探っていく。

 さらに、企画展「Collection of Artists」では、アーティスト自身が所蔵する写真作品を紹介。作品を生み出す側である作家や写真家、デザイナーたちが、その鍛え抜かれた感性で選んだ写真とはどのようなものなのか。ぜひ足を運んで確かめたい。