ボーダレスに楽しむ、新しいアート。
5日限りの「ミュージアム・オブ・トゥギャザー サーカス」とは

「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 2020 ミュージアム・オブ・トゥギャザー サーカス」展が、渋谷ヒカリエ内の8/COURTで開催される。本展では、障害の有無も様々な美術家の作品をボーダレスに楽しむことができる。会期は9月13日~9月17日。

清水千秋 三代目 J Soul Brothers やまなみ工房所蔵 撮影=木奥恵三 画像提供=日本財団

 2017年10月、日本財団の主宰により、東京・青山のスパイラルガーデンで開催された「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS企画展 ミュージアム・オブ・トゥギャザー」展。同展は、香取慎吾をはじめ、現代美術家や障害を持つ作家を含む全23組が参加し、あらゆる立場の鑑賞者に開かれた展覧会として幅広い層の人々に親しまれた。

 そして今回、同財団はさらなる試みとして「日本財団 DIVERSITY IN THE ARTS 2020 ミュージアム・オブ・トゥギャザー サーカス」展を、渋谷ヒカリエ内の8/COURTで開催。本展は、東京オリンピック/パラリンピックが開かれる2020年に向けて計画されている展覧会の幕開けでもある。

 参加するのは、川内理香子、小松和子、清水千秋、ピーター・マクドナルド、古谷秀男、竜之介、渡邊義紘。障害の有無も国籍も様々な美術家が集結する。

 「サーカス」をコンセプトに構成されたカラフルな会場では、来場者が展示の一部として参加するための実践として、ユニークな顔はめパネルの展示も。子供から大人まで誰でも楽しめる空間のなかで、ここでしか味わえない作品体験を堪能したい。

渡邊義紘 折り葉の動物たち 撮影=木奥恵三 画像提供=日本財団
会場デザインイメージ、作品を顔はめパネルとして展示 画像提供=日本財団

編集部

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