現代アートにおける装飾美の可能性を問う。KOTARO NUKAGAで米拠点のアーティスト7人によるグループ展が開催

東京・天王洲のKOTARO NUKAGAで、アメリカをベースに活動するアーティスト7人によるグループ展「FIXED CONTAINED」が開催される。本展では、出展アーティストでもある松山智一がゲストキュレーターを務め、「現代アートにおける装飾美の可能性」をテーマにそれぞれが作品を展開。会期は4月20日〜6月29日。

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第5回

「記憶を記録する」ためのアプローチ。シリーズ:蓮沼執太+松井茂 キャッチボール(5)

作曲の手法を軸とした作品制作や、出自の異なる音楽家からなるアンサンブル「蓮沼執太フィル」などの活動を展開する蓮沼執太と、詩人でメディア研究者の松井茂。全14回のシリーズ「蓮沼執太+松井茂 キャッチボール」では現在、ニューヨークが拠点の蓮沼と、岐阜を拠点とする松井の往復書簡をお届けする。第5回では、3月30日に岐阜県で行われたイベント「羽島市勤労青少年ホームを記憶し記録する1日」を蓮沼が振り返る。毎週土・日更新。

ジャコメッティと哲学者・矢内原伊作の関係性に迫る。国立国際美術館で《ヤナイハラ Ⅰ》の収蔵を記念する特集展示が開催

ジャコメッティが矢内原伊作をモデルに制作したブロンズ彫刻《ヤナイハラ Ⅰ》が、昨年国立国際美術館に収蔵された。これを記念し、ジャコメッティの作品と矢内原との関係性に迫る「コレクション特集展示 ジャコメッティとⅠ」が、同館で開催される。会期は5月25日〜8月4日。

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サミュエル・ベケットから見るボルタンスキーの「生」。多木陽介評「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」展

フランスを代表する現代アーティストのひとり、クリスチャン・ボルタンスキーの国内初となる大型回顧展が大阪・国立国際美術館で開催中だ。作家自身が「展覧会をひとつの作品として見せる」と語るように、インスタレーション作品としても構想されている。初期作品から最新作までを網羅する本展から、ローマ在住の批評家、社会活動家の多木陽介が、ボルタンスキーと劇作家サミュエル・ベケットの交点を読み解く。

REVIEW

磯村暖の個展「Hell on Earth」がアップリンク吉祥寺で開催中。映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』公開記念リレー展示の第3弾

現在、全国の劇場で公開中の映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』。これに関連してアップリンク吉祥寺で開催されているリレー展示「現代の社会彫刻」の第3弾として、磯村暖が個展「Hell on Earth」を開催中だ。会期は4月24日まで。

NEWS / EXHIBITION

トム・サックスのポップアップストアがビームス 原宿内にオープン。「NASAチェア」の抽選販売も

ブランドロゴやキャラクターといった現代社会のアイコンを用いたアイロニカルな彫刻作品で知られるニューヨーク在住のアーティスト、トム・サックス。そのポップアップストアが株式会社ビームスの旗艦店「ビームス 原宿」内にオープンする。期間は4月19日〜5月6日。

NEWS / HEADLINE

参加者170組。気鋭のクリエイターによるアートフェスティバル「SICF20」がゴールデンウィークにスパイラルで開催へ

若手クリエイターの発掘、育成、支援を目的に、東京・青山のスパイラルで行われてきたアートフェスティバル 「SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」。その第20回となる「SICF20」が5月1日〜6日にわたって開催される。また今年は、20周年記念プログラムとして「SICF Winners Presentation, Powered by PechaKucha」も5月2日に一夜限りで開催となる。

NEWS / EXHIBITION

仮想空間に没入する、ダンスの新しい鑑賞体験。ジル・ジョバンによるVR作品がスパイラルで日本初公開

スイス人振付家/ダンサーのジル・ジョバンによる体験型の作品《VR_I》が、東京・南青山のスパイラルで公開される。本作はVRヘッドセットを装着することで、ダンサーが現れる仮想空間に没入できるというもの。日程は5月1日〜3日の3日間で、各回15分ずつ体験することができる。

NEWS / EXHIBITION

葛西薫や髙田唯が参加。グラフィックの可能性を印刷で探る「グラフィックトライアル2019」をチェック

凸版印刷がクリエイターと協働し、新しい印刷表現を探る企画の14回目となる「グラフィックトライアル2019 -Exciting-」が、東京・文京区の印刷博物館P&Pギャラリーで開催される。本展には葛西薫、テセウス・チャン、髙田唯、山本暁が参加。会期は4月13日~7月15日。

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この人生が、誰かの人生を演じなおしているのだとしたら。兼平彦太郎評 マリオ・ガルシア・トレス「ともに時を落ちていく」展

約20年にわたり、アートと大衆文化の隙間を映像、写真、立体を含む多様なメディアを用いて詩的に綴ってきたマリオ・ガルシア・トレス。現在メキシコシティを拠点に活動する作家の個展がタカ・イシイギャラリーで開催された。偶然の一致、記憶、終焉、反復、過渡期の瞬間をテーマとした本展をはじめ、これまでのガルシア・トレスの作品に通底するキーワード「演じなおす」とは。キュレーターの兼平彦太郎が読み解く。

REVIEW

国内過去最大規模のムーミン展。森アーツセンターギャラリーで「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」が開幕

フィンランドを代表する芸術家、トーべ・ヤンソンが生みだした「ムーミン」シリーズ。小説、絵本、新聞連載コミック、アニメなど様々なかたちで親しまれてきた「ムーミン」の多彩で奥深い魅力を約500点の作品、資料で紹介する展覧会「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」が、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開幕した。

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