
醤油蔵を改修した「福岡醤油ギャラリー」が岡山にオープン。こけら落としはチームラボの個展
公益財団法人石川文化振興財団は、芸術や地域文化の発信を行う「福岡醤油ギャラリー」を岡山市に4月15日にオープンする。こけら落としはチームラボの展覧会「TeamLab: Tea Time in the Soy Sauce Storehouse」。

公益財団法人石川文化振興財団は、芸術や地域文化の発信を行う「福岡醤油ギャラリー」を岡山市に4月15日にオープンする。こけら落としはチームラボの展覧会「TeamLab: Tea Time in the Soy Sauce Storehouse」。

寺田倉庫株式会社、三菱地所株式会社、株式会社TSIホールディングス、東急株式会社の4社が3月8日、コンソーシアムを組成し、株式会社MAGUS(マグアス)を設立した。代表は株式会社アマナで「IMA」のプロデューサーを務める上坂真人。

名古屋の観光や文化資源をひと続きに結んでいる堀川沿いを舞台に、新たな現代美術とメディア・アートのイベント「ストリーミング・ヘリテージ|台地と海のあいだ」が誕生した。現代美術作品の展示やパフォーマンス、シンポジウム、トークイベント、マルシェなど多彩なプログラムが行われる同イベントの見どころを紹介する。

今年東京での活動を終了した原美術館が1988年に開館した別館ハラ ミュージアム アークと統合。原美術館ARCとして始動する。その最初の展覧会は「虹をかける:原美術館コレクション」だ。

伊豆市にて、同地の地質的特徴や歴史に向き合うプロジェクト「Cliff Edge Project 躍動する山河」が開催された。遺跡や神社など象徴的な場を舞台に展開されたこの展覧会を、愛知県美術館学芸員の副田一穂がレビューする。

東京大学駒場博物館で、美術家・宇佐美圭司(1940〜2012)の個展「宇佐美圭司 よみがえる画家」が開催。同大学中央食堂にあった絵画《きずな》の廃棄を教訓に、宇佐美の功績を回顧する。会期は4月28日〜6月27日。

第3回
アートコレクターとして、現代アートのコレクションを行う上での基礎的な知識やルール、知っておいた方が良い豆知識などをお届けするシリーズ企画。アートコレクター・コバヤシマヒロが案内する。

バンクシーが昨年5月のパンデミック下で発表した作品《Game Changer》が3月23日にクリスティーズで競売にかけられる。売却益はイギリスのNHS(国民保健サービス)に寄付予定だ。

クリスティーズは、約75億円という価格で落札されたNFT作品について、世界最大のNFTファンドである「Metapurse」の創設者・Metakovan(メタコヴァン)が落札者であることを明らかにした。

Twitter社のCEOであるジャック・ドーシーが、世界で初めて投稿されたツイートをNFTとして販売。デジタルプラットフォーム「Valuables」競売にかけられている。

ル・コルビュジエがリノベーションを手がけ、作品のなかで唯一の「動く」建築としても知られる「アジール・フロッタン(浮かぶ避難所)」が昨年セーヌ川から引き上げられた。いまも復元作業が続くその公開時期が、2023年前半となることが明らかにされた。

安藤忠雄の大規模な個展が、中国・上海の復星芸術センターと広東省仏山市の和美術館で同時開催。建築模型やスケッチ、ドローイング、映像、写真、旅行記などとともに、代表作の「水の教会」や地中美術館も再現する。会期は前者が3月19日〜6月6日、後者が3月30日〜8月1日。

全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により選ばれる「VOCA展」。今回の「VOCA展2021」ではアーティスト・尾花賢一が大賞を受賞した。覆面の男などをモチーフにしたマンガ形式のドローイング作品で知られ、今回は上野の歴史を重層的に描いた《上野山コスモロジー》で高く評価された。同作が生まれるまでの背景やこれまでの制作について、尾花に話を聞いた。

今年4月の豊田市美術館を皮切りに開催される「ボイス+パレルモ」展。この開催を機に、ヨーゼフ・ボイスを直接的に参照した作品を手がけたこともあるアーティスト・会田誠にインタビュー。ボイスという人物と会田の関係性とは? またボイスがいまなお与え続ける影響とは?

館長の住友文彦の退任が発表されたアーツ前橋。未定となっている後任の館長人事について、美術家の白川昌生らが呼びかけ人となり、前橋市に要望書を提出する。

アーティゾン美術館で5月29日〜9月10日に開催予定だった「クロード・モネ-風景への問いかけ」展が、日仏の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、再度延期となった。変更後の会期は10月2日〜2022年1月10日。

今週スタートした展覧会から、とくに注目したい3つをピックアップしてお届けする。なお緊急事態宣言のため、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

デジタルアーティスト・BeepleのNFT(非代替性トークン)に基づいた作品《Everydays - The First 5000 Days》が、クリスティーズのオンラインセールにて約6935万ドル(約75億円)で落札された。

新たなコマーシャルギャラリー「biscuit gallery(ビスケット・ギャラリー)」が3月12日、東京・渋谷にオープンした。オープニングを飾る展覧会「biscuit gallery Opening Exhibition」(3月12日〜3月28日)では、五十嵐大地、岡田佑里奈、清川漠、トモトシ、中澤ふくみ、森井沙季の6名の若手作家が展示を行う。

東京都現代美術館にて1999年より、日本の若手作家によるテーマ展として毎年開催される「MOTアニュアル」。第16回を迎える今回は「透明な力たち」をテーマに、バイオ・アートやソフトウェア・アート、インタラクティブ性や参加型を含むプロジェクトなど、社会や自然のなかの不可視なエネルギーをモチーフとする作品で構成。時代の一側面を切り取ってきた同企画の試みを、キュレーターの内海潤也がレビューする。