
武蔵美の「gallery αM」が移転へ。23年度に市ヶ谷キャンパス内に
武蔵野美術大学が運営する非営利ギャラリー「gallery αM」が、2023年度より現在の馬喰町を離れ、その拠点を市ヶ谷キャンパス2Fへ移すことが発表された。

武蔵野美術大学が運営する非営利ギャラリー「gallery αM」が、2023年度より現在の馬喰町を離れ、その拠点を市ヶ谷キャンパス2Fへ移すことが発表された。

ラリックとジェームズ・タレルによる新たなコラボレーションがアートフェア「Paris+ par Art Basel」で発表された。限定のフレグランスボトルとクリスタルライトパネルは、2023年の春以降に世界各国での発売を予定している。

巨匠パブロ・ピカソが亡くなって50年の節目となる2023年。パリ国立ピカソ美術館がポール・スミスと協働し、展覧会「PICASSO CELEBRATION: THE COLLECTION IN A NEW LIGHT!」を開催する。

アール・ヌーヴォーを代表する画家、アルフォンス・ミュシャ。その芸術からとくにデザインの仕事に着目し、マルチ・アーティストとしてのミュシャの姿をひも解く展覧会「ミュシャ展 マルチ・アーティストの先駆者」が京都で開催される。会期は2023年2月17日~3月26日。

相次ぐ環境活動団体による名画への攻撃が、オーストリアでも発生した。被害にあったのはウィーンにあるレオポルド美術館だ。

11月12日に開催されたシンワオークションで、草間彌生、山口長男、田中敦子らが1億円を超える価格で落札された。同オークションの落札結果をピックアップして紹介する。

ハイジュエリーメゾン「ヴァン クリーフ&アーペル」が支援し、2012年に創設された宝飾芸術の専門学校「レコール」。同校が東京で3度目となるノマディックスクール(移動講座)と、インターメディアテクと共催する展覧会「極楽鳥」展を開催する。

ドイツの現代アーティスト、ゲルハルト・リヒター。その生誕90年、画業60年を記念した東京初の美術館個展「ゲルハルト・リヒター展」が東京国立近代美術館で開催された。リヒターが長年取り組んできたアウシュヴィッツを描いた大作《ビルケナウ》シリーズを中心に構成された本展を、清水穣がレビューする。

11月14日、サザビーズ・ニューヨークでふたつのイブニングセールが開催。ピート・モンドリアンの《Composition No. II》(1930)が近代美術イブニングセールで5100万ドル(約71億円)で落札され、アーティストのオークション記録を更新した。

スイスの高級時計ブランド「ヴァシュロン・コンスタンタン」が、俵屋宗達の《風神雷神図》および日本の神話に着想を得て制作したユニークピース、「レ・キャビノティエ」の特別展示を銀座本店で開催する。会期は11月22日〜12月1日。

長野県の諏訪で6年に一度行われる御柱祭。その式年祭の実施にあわせ、「中村恭子日本画作品展 脱創造する御柱」展が諏訪市美術館で開催された。御柱の脱創造性に焦点を当てた本展を「書き割り」の形式から椹木野衣が読み解いた。

第52回
雑誌『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本から注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介。2022年10月号では、文化研究者・山本浩貴の『ポスト人新世の芸術』を紹介。昨今のパンデミックを契機に、「人新世以後」における自然と芸術との関係の在り方を再考する。

写実絵画のトップランナーとして注目される画家・諏訪敦。その制作における認識を問い直し、拡張することをテーマとした展覧会 諏訪敦「眼窩裏の火事」が東京の府中市美術館で開催される。会期は12月17日~ 2023年2月26日。

11月10日に第10回目の開催を迎えた、中国を代表するアートフェアのひとつ「ART021」が、開催2日目にして中止となった。「ゼロコロナ」政策を堅持する中国で、アートフェアや美術展を開催するリスクが高まりつつある。

2022 FIFAワールドカップの開催地として注目を集めているカタール。そのカルチャーシーンを紹介する記事の後編では、同国に点在している様々なパブリック・アートや、今後計画中の新たな美術館プロジェクトを取り上げつつ、同国をめぐる議論にも迫る。

第11回
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第11回は、写真家・川内倫子の新作シリーズ「M/E」を中心に、10年の活動について振り返る個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」展の担当キュレーター・瀧上華が、開催に至るまでの軌跡を振り返る。

この秋、世界を騒がせている環境活動団体による相次ぐ名画への攻撃。この事態に対し、世界唯一のグローバルな博物館組織である「ICOM(国際博物館会議)」が声明を発表した。

相次ぐ環境活動団体による名画への攻撃が、北欧ノルウェーでも発生した。舞台となったのはオスロにあるノルウェー国立美術館だ。

世界有数の石油や天然ガス資源に恵まれ、ここ数十年急成長を遂げたアラビア半島の国・カタール。年間莫大な予算を投じて開花させているそのカルチャーシーンを前後編にわけてレポート。前編では、過去十数年の成果を振り返る。

映像の技法を用いて、文化や政治に根付く課題に問いや批評を提示するオランダの現代アーティスト、ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ。その代表的な映像作品から新作までの6点を展示する個展「柔らかな舞台」が東京都現代美術館でスタートした。会期は2023年2月19日まで。