千葉県立美術館の新館長に貝塚健が就任。現アーティゾン美術館の学芸員
千葉県立美術館の新館長にアーティゾン美術館の特命事項担当学芸員・貝塚健が就任する。就任日は4月1日。
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千葉県立美術館の新館長に、現在アーティゾン美術館の特命事項担当学芸員を務める貝塚健(かいづか・つよし)が就任することとなった。就任日は4月1日。
貝塚は1959年生まれ。 東京大学文学部美術史学専修課程卒業後、西武百貨店池袋店美術部や毎日新聞社東京本社事業部を経て1989年より石橋財団ブリヂストン美術館(現アーティゾン美術館)学芸員。学芸部長や教育普及部長を経て、2022年4月より特命事項担当学芸員を務めている。
専任理由について、千葉県は次のようにホームページ上で発表。青木繁や安井曾太郎、藤島武二といった日本近代美術史研究で数多くの実績を有し、第20回倫雅美術奨励賞を受賞していることや、アーティゾン美術館での多彩な教育普及活動、教育普及研究部会や美術館運営制度研究部会等の各委員としての実績と、それにより培われた人脈などを挙げている。
また、千葉県は外部から新館長を任命する理由について「美術館の更なる活性化の実現には、美術に関する調査研究及び館運営などの豊富な実績や、美術界での広い人脈など、高い専門性が求められるため」としている。任用形態は会計年度任用職員となり、会計年度ごとに更新される。