「わかりあえなさ」をわかりあおう。ドミニク・チェン監修の「トランスレーションズ展」が21_21 DESIGN SIGHTで開催

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで、情報学研究者のドミニク・チェンがディレクターを務める「トランスレーションズ展 ―『わかりあえなさ』をわかりあおう」が開催される。「翻訳」の射程を押し広げることを試みる本展には、伊藤亜沙、永田康祐、長谷川愛、やんツーなどアーティストや研究者が参加する。会期は5月29日〜9月22日(新型コロナウイルスの影響により変更予定)。

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写真家マイケル・ケンナが新刊『BEYOND ARCHITECTURE』を発表。刊行記念展とサイン会がギャラリー・アートアンリミテッドで開催へ

モノクローム写真の巨匠、マイケル・ケンナが新刊『BEYOND ARCHITECTURE』を発表。今回、同書の刊行を記念したケンナの個展が、東京・乃木坂のギャラリー・アートアンリミテッドで開催される。本展の開幕に際して、ケンナのサイン会も行われるのであわせてチェックしたい。会期は2月1日〜3月19日。

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大阪万博から50年。レガシーと現代美術が出会う「大阪万博50周年記念展覧会」が天王洲アイルで開催

1970年に日本で初めて開催された日本万国博覧会(大阪万博)から50年となる2020年。当時のレガシーを一堂に展示するとともに、現代アーティストたちが大阪万博をアップデートする企画展「大阪万博50周年記念展覧会」が、天王洲アイルのT-ART HALLなどで開催される。会期は2月15日~24日。

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欲望の空間と、その反転に見る現代の「受難」。菅原伸也評 ミン・ウォン「偽娘恥辱㊙︎部屋」

ミン・ウォンはシンガポール出身、ベルリン在住のアーティスト。アサクサで開催された「偽娘恥辱㊙︎部屋」では、成人映画「日活ロマンポルノ」を題材にした新作を発表。中国でいわゆる「男の娘(おとこのこ)」を意味する「偽娘(ウェイニアン)」による現代のデジタル動画の制作方法と、ピンク映画の黎明期に低予算で行われた早撮りの手法を参照することで、日活ロマンポルノに登場する3人の女優を再演した。身体とジェンダーにおけるパフォーマティヴな振る舞いの実験の場である本展を、美術批評家の菅原伸也がレビューする。

REVIEW

日々生成変化する「模型都市東京」とは? 高山明/Port Bによる企画展が建築倉庫ミュージアムで開催

高山明/Port Bによる企画展「模型都市東京」が、東京・天王洲の建築倉庫ミュージアムで開催される。本展では、都市のインフラ・構成要素を「模型」としてとらえ、現在の東京のリアルな姿を浮かび上がらせることを試みる。会期は2月8日〜5月31日。

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知られざる「人間シェイクスピア」を描く。映画『シェイクスピアの庭』がこの春全国順次公開へ

没後400年以上を経て、いまもなお愛され続けるイギリスの文豪ウィリアム・シェイクスピア。そのシェイクスピアが故郷で過ごした最期の3年間に焦点を当てる映画『シェイクスピアの庭』が、2020年3月6日よりBunkamura ル・シネマほか全国順次公開される。父として、夫として、失われた時間を取り戻していくシェイクスピアと、その家族の再生を描いた本作に注目が集まる。

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沈んだ軍艦「秋津洲」は2020年にどうつながるのか? 小田原のどか評「柳幸典展」

2019年11月から12月にかけ、東京・原宿のBLUM & POEで柳幸典の個展が行われた。現代社会が孕む諸問題を、ユーモアを交えて表現する柳が同展でテーマとしたのは、第二次大戦中の大日本帝国海軍の水上機母艦であり、1944年9月に米軍機による爆撃を受け、現在もフィリピンのブスアンガ島に位置するコロン湾深くに沈む「秋津洲」。70年以上前に沈んだこの戦艦は、いかに2020年へと接続するのか? 小田原のどかがレビューする。

REVIEW

今井麗、中山晃子、佐々瞬らが参加。高知県須崎市で開催のアートプログラム「現代地方譚7」をチェック

高知県須崎市で2014年から続くアートプログラム「現代地方譚」が、「食べる」をテーマにすさきまちかどギャラリー/旧三浦邸を中心に今年も開催。アーティスト・イン・レジデンスの成果展をはじめ、演劇、映像、音楽などジャンルを超えた様々なアーティストが集結する。会期は1月18日~2月16日。

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西野達の個展がANOMALYで開催。ホワイトキューブと日常の空間を反転させる「逆の」プラクティスとは?

街のモニュメントなどをインスタレーションに丸ごと取り込み、リビングルームやホテルに仕立てる作品で知られる西野達。そのギャラリーでは10年ぶりとなる個展「やめられない習慣の本当の理由とその対処法」が、東京・天王洲のANOMALYで開催される。会期は1月25日〜2月22日。

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「あなた」と「わたし」の境界線はどこ? 大岩雄典評 小田原のどか《↓(1923-1951)》と「近代を彫刻/超克する」展

昨年ふたつの場所で展示された小田原のどかの作品を批評する。歌人・斉藤斎藤の作品を引きながら「わたし」について、またゲーム、小説、美術作品における「あなた」という代名詞が指すものの正体を分析。さらに「見る者/見せる者」両者の境界線を越境させる力について考察をめぐらす。

INSIGHT

サウンド・アーティストevalaの新境地。暗闇のなかで音から物語を描く「映画」とは?

「See by Your Ears(耳で視る)」をコンセプトに、音楽からアート、都市計画、映画まで、多彩な活動を展開してきたサウンドアーティストのevala。その新たな取り組みとして、立体音響を駆使した映画『Sea, See, Sheーまだ見ぬ君へ』が、1月24日より3日間にわたって上映される。これに先駆けて公開された予告編にも注目だ。

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