ソフィ・カルやダニエル・アーシャムの知られざる映像作品も。ペロタンが上映プログラム「Screenings」を公開

東京や上海、ニューヨーク、パリなどにスペースを持つギャラリー・ペロタンが、映像上映プログラム「Screenings」をオンラインで公開。ソフィ・カルやダニエル・アーシャム、ジャン=ミシェル・オトニエルらの知られざる映画やヴィデオアート、パフォーマンス、ドキュメンタリーが紹介されている。

ソフィ・カルとグレッグ・シェファード《No Sex Last Night(Double Blind)》より

 新型コロナウイルスが世界的に流行しているなか、デイヴィッド・ツヴィルナーハウザー&ワースなどのメガギャラリーが様々な特別プログラムを設立。東京や上海、ニューヨーク、パリなどにスペースを持つペロタンも、一連のオンラインコンテンツを公開した。

 「#Unlocked」と題されたこのシリーズには、同ギャラリーの所属アーティストのインタビューやスタジオ訪問、自宅訪問、ポッドキャスト、プレイリスト、バーチャル展覧会などのコンテンツが含まれている。

 そのうち、もっとも注目されているのは映像上映プログラム「Screenings」だ。毎週金曜日、同ギャラリーはウェブサイトで、アーティストの知られざる映画やヴィデオアート、パフォーマンス、ドキュメンタリーを公開。現時点では、ソフィ・カルがグレッグ・シェファードと共同監督したドキュメンタリー《No Sex Last Night(Double Blind)》や、ダニエル・アーシャムの短編映画《Future Relic 03》、ジャン=ミシェル・オトニエルがパリ・オペラ座芸術監督だったベンジャミン・ミルピエとともに制作した《O'DE》などが上映されている。

ダニエル・アルシャム《Future Relic 03》より
ジャン=ミシェル・オトニエル《O’DE》より

 そのほか、ペロタンは毎週、自社のInstagramアカウントの運営を異なるアーティストに依頼。それぞれのアーティストが、音楽や本の推薦、インスピレーションや過去と最新の作品の共有を行っている。

 なお、ポンピドゥー・センターメトロポリタン美術館なども、実験映画やアーティスト映画、展覧会関連ドキュメンタリーなどをオンラインで公開。そちらもあわせてチェックしたい。

フリオ・レ・パルク《Wondrous Julio Le Parc》より
ソフィ・カル《Sans Titre》より

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