言葉で紡ぐアートと生活。Yutaka Kikutake Gallery・菊竹寛インタビュー

2015年、菊竹寛によって東京・六本木に開廊した「Yutaka Kikutake Gallery」はNerhol、新里明士、田幡浩一、古橋まどか、平川紀道、小林エリカ、三瓶玲奈、本山ゆかり、小左誠一郎、向山喜章などによる、絵画、写真、彫刻、映像といった幅広いジャンルの作品を紹介している。代表の菊竹寛に、5周年を迎えるギャラリーのこれまでとこれから、そして自身が手がける生活文化誌『疾駆』の新プロジェクトなどについて聞いた。

INTERVIEW

アートの新地平を見据える 2020年代型ミュージアム  アーティゾン美術館 開館!

1952年開館のブリヂストン美術館を前身とする東京・京橋のアーティゾン美術館が、1月18日に開館する。最新技術を使った空間で古代美術から現代美術までを広く展示する、新しいミュージアムの誕生だ。学芸員に聞いた目指す美術館像、施設の注目ポイントと、開館記念展について紹介する。

SPECIAL / PROMOTION

アートと日本酒との新しい可能性。「THE ART LABEL SAKE プロジェクト」が新宿伊勢丹「ART UP」で開催へ

創業300年以上の日本酒の蔵元「沢の鶴」と13人のアーティストがコラボレーションした展覧会「“THE ART LABEL SAKE プロジェクト” supported by sawanotsuru」が、1月15日〜2月4日に伊勢丹新宿店メンズ館のギャラリースペース「ART UP」で開催される。アートラベルの日本酒の販売だけではなく、そのアート作品の展示販売も行われる。

NEWS / EXHIBITION

美術の教育から美術の欲望へ 福住廉評「未来美展3」

「GO FOR FUTURE」をキーワードに、未来美術家として活動を展開する遠藤一郎。彼が美学校で講師を務める「未来美術専門学校アート科」の受講生26人と、ゲスト作家の会田誠、田中偉一郎による合同展「未来美展3」が、鹿児島市内にある天文館ニワビルで開催された。「本当にお前がやりたいことは何なのか」という遠藤からの問いかけに、若きアーティストたちはどのように応答するのか? 美術評論家の福住廉が論じた。

REVIEW

新たに発掘された初公開作品も多数。Bunkamura ザ・ミュージアムで「永遠のソール・ライター」が開幕

2017年に渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで日本初の回顧展が行われ、多くの来場者を集めた写真家ソール・ライター。その第2弾「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」が1月9日に開幕した。膨大なアーカイブのなかから、前回は発掘されていなかった世界初公開となる作品や、豊富な資料を展示。写真家ソール・ライターの実像に迫る展覧会となっている。

NEWS / REPORT

ダンサー田中泯による「形の冒険」がムカムカ版として復活。東京芸術劇場での公演をチェック

2018年秋、12年ぶりに劇場空間に復帰したダンサーの田中泯。今回、その際に披露された作品《―オドリに惚れちゃって!―「形の冒険」》が、「ムカムカ版」として進化し、池袋の東京芸術劇場で上演される。田中のダンスへの飽くなき追究と、革新的な身体美を堪能したい。上演期間は1月10日~16日。

NEWS / EXHIBITION

持続可能なアートフェアに。「台北當代」共同ディレクター、マグナス・レンフリューに聞く

昨年、台北に新たに設立されたアートフェア「台北當代(タイペイダンダイ)」。「初回のフェアとして最強の出展者リスト」と言われた同フェアには、ガゴシアンやハウザー&ワース、ペロタンなどのメガギャラリーをはじめ、90のギャラリーが集結し、2万8000人以上の来場者を記録した。2回目の開催を目前に、同フェアの設立者・共同ディレクターであるマグナス・レンフリューに話を聞いた。

ダ・ヴィンチの真の姿を追う。世界初の試み、「夢の実現」展とは何か?

最新の研究や技術を駆使し、レオナルド・ダ・ヴィンチによる絵画、彫刻、建築、工学系発明作品などを復元する「夢の実現」展が、1月26日まで代官山ヒルサイドフォーラムで開催されている。ダ・ヴィンチの実現できなかった夢を実現し、その絵画を本来の姿で見せる本展の見どころとは?

NEWS / REPORT

Perfumeのデータを二次利用。ライゾマティクスが個展で新作含む映像インスタレーションを発表

ライゾマティクスの個展「Rhizomatiks inspired by Perfume 2020」が、渋谷パルコ4階のPARCO MUSEUM TOKYOで開催される。本展は、世界的人気を集める3人組テクノポップユニット「Perfume」のステージ演出を手がけるライゾマティクスの技術と、これまで取得してきたPerfumeのデータを二次利用して制作された新作含む映像インスタレーションなどを紹介するもの。会期は1月11日~27日。

NEWS / EXHIBITION

蓮沼執太の個展がvoid+で開催。ニューヨークの公園で行われた1日限りのプロジェクトを再構築

2019年5月2日、ニューヨークの公園で1日限りのプロジェクトを行った作曲家・アーティストの蓮沼執太。「パブリック」と「プライベート」を緩やかなつなげる同プロジェクトを、記録映像や写真、音源、ドキュメントで再構築する個展「OTHER "Someone’s public and private / Something’s public and private”」が、東京・表参道のvoid+で開催される。会期は2020年2月1日〜29日。

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